白亜化等級

塗料不具合劣化症状・劣化要因 2022.04.18 (最終更新日:2024.01.05)

【概要】
チョーキングの程度を1~5の等級(レベル)で表したもの。
粘着テープ(セロテープ)を建材の表面に貼って剥がしチョーキングを採取した後、テープに付着したチョーキングをコントラストのある背景(黒・グレー・白)の上に貼って、等級付けスケールを参照して評価する。クリヤー塗装を行う場合は等級によって適否判定を行う。

【目的】
不均一なチョーキングの発生(劣化)度合いの判定を容易で精度よく、可視化判定するため。

【用途】
チョーキングの程度を1~5の等級(レベル)で表記するため。
例)アステックペイントでは下記のように塗装適否判断を行っている。
 白亜化等級1→クリヤー塗装可能
 白亜化等級2~5→クリヤー塗装不可
 ※塗装可能の判定とは、クリヤー塗装工事を行うことで既存塗膜の延命化が期待できること。
  なお、実際の塗装工事では、高圧洗浄などでチョーキング、汚れの除去は必須となる。

 

白亜化等級の見本
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