コンクリートの中性化試験

性能建材試験 2022.08.09 (最終更新日:2024.01.05)

【概要】
高アルカリ性で保たれている鉄筋コンクリートは、表層からの雨水・二酸化炭素などによって、徐々に中性に近付く。その中性化の度合いをフェノールフタレイン水溶液を用いて、計測する。

【目的】
表層から中性化がどの程度の深度(数mm~数十mm)まで、進んでいるかを調べ、中性化が鉄筋に達している、または鉄筋に達するまでの年数を推測及び計測するため

【方法】
ダイヤモンドコアドリルを用いてコンクリート片をくりぬき、フェノールフタレイン水溶液を噴霧して、コンクリート表面からの中性化深さを計測する。

【評価方法】
中性化が進行している箇所は赤紫色に着色せず、pHがおおむね8以下で、中性化していると判断する。

【注意事項】
測定は複数箇所行う。
なお、コア抜き場所はひび割れなどがない健全箇所で採取する。
コア抜き後、フェノールフタレイン水溶液を噴霧前、試験体に付着したセメント粉などをエアーで吹き飛ばす。

 

ダイヤモンドコアドリルでコンクリートコアを採取している様子
コンクリートのコアにフェノールフタレイン水溶液を吹きかけて、中性化深さを測定している写真
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