難付着塗膜

塗料 2022.06.24 (最終更新日:2023.11.10)

フッ素樹脂、変性無機系、光触媒塗料など、無機系バインダーを主成分とする塗膜のこと。耐久性は高いが、一般的なエポキシ系などの下塗材では塗料の付着が悪く、塗装が剥離する。改修する際は専用の下塗材を選定する必要がある。
なお難付着塗膜の見極めは難しく、設計図書の確認、10年以上経過した日当たりが良い南面に光沢()がしっかりあり、チョーキングが発生していないなどが目安となるが、一部を使って下塗材の試験塗装でのテープ付着試験の実施が推奨される。

アステックペイント製品では、下記の難付着系塗膜へに下記の下塗材製品を使用できる。
弱溶剤2液:エポプレミアムシーラープライマーJY
水性2液 :プレミアムSSシーラープライマー
注意点として、光触媒系には白色の下塗材を使用しなければならない。透明の下塗材を用いると紫外線の透過により光触媒反応で剥離の危険性がある。

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