パッチテスト

塗料塗装試験 塗装の現場から 2022.04.18 (最終更新日:2023.11.09)

アステックペイントでは、塗膜の簡易的な付着試験のことを指す。
実際の現場下地の一部分に下塗材を塗装して、下塗材の選定・下地処理方法の適否を判定する試験方法のこと。JIS K 5600をもとに規定し、クロスカット法とも呼ばれる。

■試験手順
塗装乾燥後、塗膜にカッターで碁盤目状(3mm間隔で縦6本、横6本)に25マスの切れ込みを入れ、テープを貼り引き剥がすことで塗膜の付着を確認する。

■判定方法
アステックペイントでは、2マス(8%)以上剥がれた場合は下塗材・下地処理の再検討を行う。また、下塗材の乾燥は、完全成膜後に実施する必要があるため、夏期:3日間程度、冬期:7日間程度を目安に行う。

パッチテストの作業工程
パッチテストの評価方法
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