営業・販促事例 2024.02.09

塗装事業での課題は常に「集客」です。多くの塗装会社を経営されている方は「販促費を抑えながら集客を増やしたい」と考えているのではないでしょうか。
本記事では、不動産業へのアプローチにより案件増に成功した事例を紹介します。もし「販促費をかけずに案件を増やしたい」「異業種へのアプローチを検討している」なら、ぜひご覧ください。

会社概要　色色ペイント株式会社様

■会社概要：色色ペイント株式会社様は静岡県浜松市を中心に戸建て塗装、マンション、工場塗装などをお客様第一に施工している塗装店です。今回は代表取締役の加藤様にお話をお伺いしました。
■公式HP:https://iroiro-paint.com/

不動産業者へのアプローチの動機

不動産業者は塗装のメンテナンスで売上を作っていきたい意向はあるが、ノウハウやツールがそろっていないので塗装売上を作ることに難航していることを知ったからです。知ったきっかけは、不動産業者の担当者から「担当していたオーナー様が相談もなく他社で塗装工事を行っている。当社も塗装メンテナンスサポートができるのに認知されていなかった。」と相談を受けたことです。

不動産業者の課題を解決することができれば、おのずと当社への案件が増えるのではないかと思い、不動産業者へのサポートを始めました。

不動産業者へのサポート内容

まず、不動産業者の課題は3つ挙げられます。
1.塗装の知識がない為、メンテナンスの必要性を提案ができない
2.メンテナンス提案をやりたい気持ちはあるが担当者の時間がない
3.専門知識が豊富でスピード対応してくれる協力的な施工会社がいない　

これらの課題に対して1つ1つ向き合いながらサポートをしています。

①塗装知識・案件獲得方法の勉強会を実施する

現場調査獲得を目的として、塗装知識・案件獲得方法の勉強会を実施しました。

アパート・マンションのオーナー様は、「管理費用・修繕費用の増加」「入居率の低下」など悩みを多く持たれています。塗装メンテナンスを提案する不動産業の担当者が無知であれば、相談を受けたとしても提案することは出来ません。そこで、現場調査を獲得するために必要な知識と提案手法の勉強会を実施しました。

不動産業者の担当者様からは「この内容であれば、明日からすぐに提案できます！」とお喜びの声を頂けています。

②必ず現場調査報告書を提出する

アパート・マンションのオーナー様に、必ず現場調査報告書を提出しております。
理由は2つあり、アパート・マンションのオーナー様に塗装メンテナンスの必要性を伝える為と、当社以外に不動産業者とお付き合いのある塗装会社と差別化をする為です。
勉強会前は、現場調査診断書をアパート・マンションのオーナー様へ提案が出来ていなかったので、案件がきたとしても他社に取られていました。

勉強会では、「診断報告書は見積書の内容に関する信頼度を向上させることができるので成約率向上に繋がる」ことをお伝えしたうえで、案件が来た場合は当社が必ず現場調査報告書を作成することを約束しています。

※診断書作成には、「現場ポケット」とうアプリを活用しており、1件当たり20分の所要時間で作成しております。

アプローチ後の変化

勉強会後2ヵ月しか経過していませんが、昨年と比べて7倍のペースで現場調査依頼を頂いております。不動産業者様の付き合いのある塗装会社の中で、現場調査報告書を提出しているのは当社のみとなっているため、今まで案件をもらえていなかった担当者からも現場調査依頼を頂けるようになりました。

塗装知識・案件獲得勉強会と現場調査報告書のサポートにより、不動産の課題を解決できたため、現場調査獲得数が増えました。

まとめ

色色ペイント株式会社は、不動産業者の課題に対して的確なサポートを提供し、その結果として現場調査の依頼が増加しました。異業種で塗装提案を行いたいがノウハウが不足している会社にとって、同社のサポートをぜひ参考にされてください。