エクストリームクリヤーSiとは?外壁を守る保護用トップクリヤー塗料を徹底解説
エクストリームクリヤーSiは、アステックペイントが製造・販売する水性形一液外壁用シリコン系クリヤー上塗材です。上塗材を塗装した後にさらに塗り重ねる保護用トップクリヤー塗料で、一般的なシリコン塗料を用いた塗装仕上げと比較して優れた耐候性・低汚染性を発揮し、塗装後の外壁を永く美しく守り続けます。
今回の記事ではエクストリームクリヤーSiの性能について詳しくご紹介します。
工程イメージ

施工は「外壁材→下塗り→中塗り・上塗り→エクストリームクリヤーSi」の4層構造です。上塗材の上からクリヤー塗料を重ねることで塗装面を保護する仕組みで、一般的なシリコン塗装仕上げ(3工程)に対し、エクストリームクリヤー工法は4工程となります。優れた耐候性・低汚染性を発揮し、塗装後の外壁を永く美しく守り続けることができる塗料です。
対応上塗材・対応素材
次の上塗材以外にはエクストリームクリヤーSiを使用できません。
・スーパーラジカルシリコンGH
・シリコンREVO1000(-IR)
・フッ素REVO1000(-IR)
・REVOトップワンSi・F
・無機ハイブリッドウォール(各3分艶のみ)
対応素材は窯業系サイディング・モルタル・ALC・コンクリート・波形スレート(外壁)です。艶は艶有・3分艶の2種、色は透明のみとなります。
エクストリームクリヤーSiの3つの価値
(1)高耐候性

紫外線を吸収し、熱に変換・放射する劣化抑制添加剤「紫外線吸収剤」を配合。促進耐候性試験(キセノンランプ式)において、約15年相当経過後も光沢保持率80%以上を保持しており、トップクリヤー仕上げなしのフッ素塗料と比較しても優れた耐候性を発揮することが確認されています。

また、塗膜への紫外線透過率を確認する実験では、何も塗布していない状態のガラスに比べ、エクストリームクリヤーSiを塗布したガラスは紫外線波長域(315〜400nm)の紫外線透過率が低いことが実証されました。紫外線の影響を受けにくく、上塗の耐候性を維持・向上させる効果が期待できます。
(2)低汚染性

塗料中に汚れが付着しにくい無機成分を配合。塗膜表面上に無機成分が配向することで親水性(水になじみやすい性質)を持つ層を形成し、塗膜に汚れが付着しても、汚れとの間に水が入り込み、汚れを洗い流します。
屋外ばく露雨筋試験(1年経過後比較)では、エクストリームクリヤーSiと他社のクリヤー塗料を屋外に設置して経過観察を実施した結果、他社クリヤー塗料(有機系・無機系・フッ素系)と比較しても圧倒的に汚れが付着・定着しにくく、美しさを長期間維持することが確認されています。

(3)防カビ・防藻性

「かび抵抗性試験」及び「藻抵抗性試験」(社内試験による)に合格。美観保持力の向上につながるほか、アレルギーの原因にもなりうるカビを抑制する、健康にも優しい塗料です。培養4週間後の様子を汎用塗料と比較した社内試験でも、カビ・藻の発育抑制が確認されています。
一般的な塗装工法との比較
| 項目 | エクストリームクリヤー工法 | 一般的な塗装工法(汎用シリコン塗料) |
|---|---|---|
| 工程数 | 合計4工程 | 合計3工程 |
| 期待耐用年数 | 約15年 | 約10〜12年 |
| 低汚染性 | ○ | △ |
製品データ・標準施工仕様
製品データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 荷姿 | 15kg、4kg |
| 塗布量 | 0.10〜0.12kg/㎡ |
| 希釈 | 不可 |
| 艶 | 艶有、3分艶 |
| 色 | 透明 |
主な合格試験
・JIS A 6909 建築用仕上塗材『重ね塗り適合性』『耐アルカリ性』:全て合格
・JIS K 5658 建築用耐候性塗料『容器の中の状態』『塗膜の外観』『表面乾燥性』『鏡面光沢度』『付着性(クロスカット法)』:全て合格
・JIS K 5660 つや有合成樹脂エマルションペイント『耐水性』『耐アルカリ性』:全て合格
・防かび性:合格(参考試験方法:JIS Z 2911 かび抵抗性試験方法)
・防藻性:合格(社内試験による)
まとめ
エクストリームクリヤーSiは、上塗材の上からもう一層重ねることで外壁の耐候性・低汚染性・防カビ性を高める保護用トップクリヤー塗料です。一般的なシリコン塗装(約10〜12年)に対し約15年の耐用年数が期待でき、対応上塗材と組み合わせることで長期間美観を維持できます。製品の詳細・お見積りはAP ONLINEの会員登録またはお問い合わせからご確認いただけます。
この記事の監修者と運営者
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。
【運営会社】
株式会社アステックペイント
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株式会社アステックペイント
AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。








