屋根塗料の新定番「アステックペイントの屋根用水性塗料」のオススメ7選


屋根用水性塗料は、臭気の少なさと環境対応性を保ちながら、遮熱性・低汚染性・耐候性を高めたグレードが年々増えています。本記事では、アステックペイントの屋根用水性塗料7つをご紹介し、現場・顧客ニーズに合わせた選び方を解説します。シンナー供給不安の情勢もあり、溶剤塗料から水性塗料に切り替える方も増えていますので、塗料選びの一つとして参考にしてください。
目次
①屋根用水性塗料が塗装会社様に選ばれる理由

屋根用水性塗料が選ばれる理由は、大きく3点です。
1)臭気が少ない:溶剤系に比べ臭気が少なく、近隣クレームのリスクを抑えられます。また溶剤形塗料と比較して、引火性がないため安全管理の面でも優れています。
2)遮熱・低汚染などの高機能グレードが充実:近赤外線反射顔料や低汚染技術を採用した製品が増え、溶剤系と同等以上の性能を実現しています。よく屋根に使用される弱溶剤形塗料と比較しても性能面でも遜色なく、安心してご利用をいただけます。
3)シンナーを使用しないため、中東情勢などによる供給不安の影響を受けにくい
②グレード別ラインアップ比較表
| 商材名 | 樹脂・塗膜タイプ | 期待耐用年数目安 | 主な特徴 |
| シリコンREVO500(-IR) | シリコン系(無機顔料配合) | 13〜16年相当 | 黒色遮熱無機顔料採用、日射反射率65.6%(N-60) |
| フッ素REVO500(-IR) | フッ素系 | 16〜20年相当 | 低臭・既存塗膜ちぢれ防止、アスファルトシングル対応 |
| EC-100PCM | ピュアアクリル+ポリカーボネート変性 | 15年以上 | 伸縮率約600%の防水性、表面温度最大20℃低下 |
| 超低汚染リファイン500MF-IR | 無機成分配合フッ素 | 20〜24年相当 | シールド層形成顔料で高耐候、特殊遮熱無機顔料 |
| 超低汚染リファイン500Si-IR | シリコン系(低汚染) | 15〜18年相当 | 親水化技術による超低汚染性、標準色69色 |
| 超低汚染リファイン500無機-IR | 変性無機系 | 25〜28年相当 | シリーズ最長の耐用年数、有機成分配合で割れを抑制 |
| 超低汚染リファイン艶消500MS-IR | 無機シリコン系(艶消) | 17〜20年相当 | 中空ガラスビーズ採用の艶消し、親水性で汚れを洗い流す |
※耐用年数は促進耐候性試験に基づく期待値です。実際の耐用年数は施工環境により異なります。
③商材別詳細解説
シリコンREVO500(-IR)

黒色遮熱無機顔料を採用し、漆黒性・耐候性に加えて近赤外線反射による遮熱性を発揮します。ラジカル制御白色顔料・光安定化剤(HALS)・B液による架橋反応の3要素で高耐候性を実現し、期待耐用年数は13〜16年相当です。エポパワーシーラーJY、サーモテックシーラーなど幅広い下塗材と組み合わせ可能です。
| 製品概要 |
| ■タイプ:二液型 水性 ■特徴: ①遮熱性…特殊遮熱無機顔料により近赤外線を効果的に反射 対応素材:カラー鋼板/ガルバリウム鋼板・ステンレス/アルミニウム/セメント瓦/モニエル瓦/カラーベスト/波形スレート(波型スレート)/アスファルトシングル/塩ビ鋼板/フッ素鋼板 |
フッ素REVO500(-IR)

水性のハイクラスフッ素塗料。促進耐候性試験6,000時間で光沢保持率80%以上を確認しており、期待耐用年数は16〜20年相当です。臭気を抑えたい現場、既存塗膜のちぢれを防止したい現場、アスファルトシングルへの塗装案件に適しています。
| 製品概要 |
| ■タイプ:二液型 水性 ■特徴: ①遮熱性…特殊遮熱無機顔料により近赤外線を効果的に反射 対応素材:カラー鋼板/ガルバリウム鋼板・ステンレス/アルミニウム/セメント瓦/モニエル瓦/カラーベスト/波形スレート(波型スレート)/アスファルトシングル/塩ビ鋼板/フッ素鋼板 |

EC-100PCM

水性一液の屋根用遮熱防水上塗材。ピュアアクリル樹脂をポリカーボネート樹脂で変性し、促進耐候性試験600時間経過後も光沢保持率80%以上、期待耐用年数15年以上を実現。伸縮率約600%の塗膜で雨漏りを防ぎ、ナノセラミック粒子の近赤外線反射で表面温度を最大20℃、屋内温度を最大5℃低下させます。-20℃〜82℃の温度環境に対応し、工場・倉庫の折板屋根など幅広い屋根材(カラー鋼板、アルミ、波形スレート、ガルバリウム鋼板、ステンレス)に適用できます。
| 製品概要 |
| ■タイプ:一液型 水性 ■特徴: ①防水性…伸縮率約600%の伸縮する塗膜で雨漏りを防ぐ※完全に防ぐものではありません ②遮熱性…特殊遮熱無機顔料により近赤外線を効果的に反射 対応素材:カラー鋼板/ガルバリウム鋼板・ステンレス/アルミニウム/塩ビ鋼板/波形スレート |

超低汚染リファイン500MF-IR

無機成分を配合した水性2液フッ素塗料。「MF」はフッ素、「IR」は遮熱を意味し、期待耐用年数は20〜24年相当です。ラジカルによる樹脂劣化を抑えるシールド層形成顔料により高耐候性を発揮し、特殊遮熱無機顔料が近赤外線を反射して室内温度上昇を抑制します。カラー鋼板からアスファルトシングルまで幅広い屋根材に対応します。
| 製品概要 |
| ■タイプ:二液型 水性 ■特徴: ①超低汚染性…業界最高水準の汚れにくさで塗りたての美しさを長期間維持 ②遮熱性…特殊遮熱無機顔料により近赤外線を効果的に反射 ③遮熱保持性…熱を吸収する要因となる「汚れ」がつきにくく、長期間遮熱性が維持 対応素材:カラー鋼板/ガルバリウム鋼板・ステンレス/アルミニウム/塩ビ鋼板/セメント瓦/モニエル瓦/カラーベスト/波形スレート(波型スレート)/アスファルトシングル |

超低汚染リファイン500Si-IR

水性2液の低汚染遮熱シリコン系上塗材。親水化技術により汚れの付着・定着を降雨で洗い流す「超低汚染性」、高耐候性、特殊遮熱無機顔料による遮熱性を兼備し、期待耐用年数は15〜18年相当です。アステック標準色69色から選択可能で、16kgセット・3.2kgセットの荷姿があります。
| 製品概要 |
| ■タイプ:二液型 水性 ■特徴: ①超低汚染性…業界最高水準の汚れにくさで塗りたての美しさを長期間維持 ②遮熱性…特殊遮熱無機顔料により近赤外線を効果的に反射 ③遮熱保持性…熱を吸収する要因となる「汚れ」がつきにくく、長期間遮熱性が維持 対応素材:カラー鋼板/ガルバリウム鋼板・ステンレス/アルミニウム/塩ビ鋼板/セメント瓦/モニエル瓦/カラーベスト/波形スレート(波型スレート)/アスファルトシングル |

超低汚染リファイン500無機-IR

無機成分配合により緻密で強靭な塗膜を形成し、粒子の細かい汚染物質の侵入を防ぎます。ラジカル制御型白色顔料で高耐候性を発揮する一方、有機成分も配合してひび割れを抑える柔軟性を確保。期待耐用年数は約25〜28年相当と、シリーズ最長クラスです。
| 製品概要 |
| ■タイプ:二液型 水性 ■特徴: ①超低汚染性…業界最高水準の汚れにくさで塗りたての美しさを長期間維持 ②遮熱性…特殊遮熱無機顔料により近赤外線を効果的に反射 ③遮熱保持性…熱を吸収する要因となる「汚れ」がつきにくく、長期間遮熱性が維持 対応素材:カラー鋼板/ガルバリウム鋼板・ステンレス/アルミニウム/セメント瓦/モニエル瓦/カラーベスト/波形スレート(波型スレート)/アスファルトシングル |

超低汚染リファイン艶消500MS-IR

艶消剤に中空ガラスビーズを採用した水性2液の低汚染遮熱無機シリコン系上塗材。期待耐用年数は17〜20年相当です。真球状の中空ガラスビーズが滑らかな塗面を形成し、汚れが入り込みにくいうえ、親水性により汚れが雨水で洗い流されます。艶消し仕上げを希望する屋根リフォーム案件に適しています。
| 製品概要 |
| ■タイプ:二液型 水性 ■特徴: ①超低汚染性…業界最高水準の汚れにくさで塗りたての美しさを長期間維持 ②遮熱性…特殊遮熱無機顔料により近赤外線を効果的に反射 ③遮熱保持性…熱を吸収する要因となる「汚れ」がつきにくく、長期間遮熱性が維持 対応素材:セメント瓦/カラーベスト/モニエル瓦/アスファルトシングル/波形スレート(波型スレート)/カラー鋼板/ガルバリウム鋼板・ステンレス/アルミニウム/塩ビ鋼板/フッ素鋼板 |

④現場・顧客ニーズ別の選び方
遮熱性を最優先したい場合:EC-100PCM(表面温度最大20℃低下)、または各-IRシリーズ
超長期の美観保持を求める場合:超低汚染リファイン500無機-IR(耐用年数25〜28年相当)
色数の幅を確保したい場合:超低汚染リファイン500Si-IR(標準色69色)
艶消し仕上げの要望がある場合:超低汚染リファイン艶消500MS-IR
工場・倉庫の折板屋根で防水性重視の場合:EC-100PCM
⑤よくある質問
Q. 水性塗料は溶剤系と比べて耐久性が劣りますか?
A. 本特集で紹介した各商材は促進耐候性試験に基づく期待耐用年数13〜28年相当を確認しており、グレードによっては溶剤系ハイクラス品と同等以上の耐候性を持ちます。
Q. どの屋根材にも塗装できますか?
A. 商材により対応屋根材が異なります。カラー鋼板、ガルバリウム鋼板、セメント瓦、アスファルトシングルなど、事前に対応可否を確認してください。
Q. 遮熱性能はどのように測定されていますか?
A. 日射反射率試験や促進耐候性試験(メタルハライドランプ式など)の結果に基づいて公表されています。
まとめ
屋根用水性塗料は、遮熱性・低汚染性・耐候性のバランスで選ぶグレードが変わります。現場の屋根材や顧客の要望(美観保持・省エネ・色数など)に応じて、今回紹介した7商材から最適な一手を選定してください。詳しい仕様・見積もりについては、アステックペイントまでお問い合わせください。
この記事の監修者と運営者
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。
【運営会社】
株式会社アステックペイント
【運営会社】
株式会社アステックペイント
AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。
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