塗装会社37社に聞いた!アステックペイント加盟で元請け営業方法はどう変わった?

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元請け塗装提案への転換は、多くの塗装業者にとって「やりたいけれど踏み出せない」課題です。営業経験やノウハウが不足している、施主への提案材料がない、といった悩みが背景にあります。本記事では、アステックペイント加盟店へのアンケート回答をもとに、元請け化にまつわるリアルな声を紹介します。

※本記事のアンケートは2025年9月11日〜2026年6月1日の期間に実施し、加盟店78件(有効回答企業37社)から回答を得ています。

今回の記事で分かること
✅元請け化とは、施主から直接工事を受注する事業形態への転換を指します
✅加盟店の中には、営業ノウハウの提供を受けてホームページ経由で受注につなげた例があります
✅提案資料やプラン表があらかじめ用意されており、営業経験が浅くても施主への提案がしやすくなっています
✅遮熱塗料など、施主への差別化材料になる商品説明を数値・体感で伝えやすい特徴があります
✅塗料の種類が増えることで生じる「覚える負担」には、勉強会などの学習機会が用意されています

アステックペイントとは

アステックペイントとは、外壁・屋根塗装用の塗料を製造・販売する直販型の塗料メーカーです。工務店やリフォーム会社などの塗装業者と直接取引を行い、施工店が下請けから元請けへとステップアップするための提案資料・営業サポート・オンライン発注システムを提供している点が特徴です。

塗料の卸売だけでなく、施主への提案から受注、施工後のフォローまでを一体で支援する体制を敷いていることから、元請け化を目指す施工店にとって、製品・サポートの2つの面でメリットのあるメーカーであると言えます。

アンケートに見る声の傾向

今回、加盟店の回答のうち元請け化に関連する声(24件)を内容別に分類すると、以下のような傾向が見えてきました。

加盟店の声を内容別に分類した割合(回答24件)

「営業サポート・提案資料」に関する声が最も多く、次いで「塗料の性能・差別化」「発注システムの利便性」と続きます。提案力や営業ノウハウの提供が、元請け化を後押しする要素として評価されていることが分かります。

以下、それぞれの声を具体的に紹介します。

元請け化とは

元請け化とは、これまで工務店や他の塗装会社から仕事を請け負っていた施工店が、施主(住宅オーナー)から直接工事を受注する事業形態へ移行することです。

下請けは決められた金額・仕様で施工するだけですが、元請けになると見積り・提案・契約までを自社で担うため、利益率の向上と経営の安定化が期待できます。

下請けと元請けの違いを整理すると、以下のようになります。

項目下請け 元請け
契約相手工務店・他の塗装会社施主(住宅オーナー)
価格決定権発注元が決定 自社で見積り・提案
利益率中間マージンが発生しやすい直接契約のため確保しやすい
必要なスキル施工技術中心施工技術+営業・提案力

このように、元請け化は収益性の向上につながる一方で、施主への提案力や集客のノウハウが求められる点が、転換のハードルになりやすいところです。特に、下請け一本でやってきた施工店にとっては、提案資料の作成や営業トークの組み立てなど、これまで経験してこなかった業務もあるでしょう。

アステックペイントの加盟メリットは?

加盟メリットとしてよく挙がるのは、「提案資料が用意されていること」「営業担当のサポートが受けられること」「施主に説明しやすい商品特性があること」の3点です。

これらは単独で機能するのではなく、提案資料を使って施主に説明し、分からない点は営業担当に相談し、実際の施工では性能を体感してもらう、という一連の流れの中で組み合わさることで効果を発揮します。以下、それぞれの声を具体的に紹介します。

元請け化に踏み出せた加盟店の声

声①受注ノウハウをレクチャー後、即時3件受注につながる

ある加盟店では、契約後に営業担当から集客・受注のノウハウを教わり、自社のホームページを整備した結果、そこからの問い合わせで3件連続の受注につながったという声が寄せられています。「材料を仕入れるだけの関係」ではなく、営業活動そのものを一緒に組み立ててもらえたことが、元請け化の後押しになったとのことです。

声②提案資料・プラン表で営業経験の差を埋める

元請け化で最初につまずきやすいのが、施主向けの提案資料づくりです。この点について、複数の加盟店から「提案資料やプラン表があらかじめ準備されているので、施主への提案がしやすい」「資料が揃っているおかげで提案までの流れがスムーズになった」という声が挙がっています。営業資料をゼロから作る負担がない点は、元請け化を検討する施工店にとって実務的なメリットといえます。

声③営業担当のサポートは「コンサルに近い」との声も

「営業担当がコンサルのようにサポートしてくれる」と表現する加盟店もあり、発注や商品選定だけでなく、営業の進め方そのものを相談できる関係性がうかがえます。オンライン発注に不慣れな加盟店に対しても、担当者がフォローすることで不安なく利用できたという声がありました。

声④施主に伝えやすい遮熱塗料の体感差

元請けとして施主に提案する際は、「なぜこの塗料を選ぶのか」を説明できることが重要です。遮熱塗料については「実際に触っても暑くなく、温度差を体感できた」という声があり、数値だけでなく体感として説明できる点が、施主への提案材料になっています。

声⑤塗料ラインナップの広さと学習コストのバランス

塗料の種類が増えるほど「覚えることが増えて大変」という声も一部にあります。これは裏を返せば、ラインナップの幅広さゆえの声であり、職人向けの勉強会や情報共有の機会を活用することで、提案できる商材の幅を広げられる余地があるということでもあります。

声⑥職人向け勉強会・安全大会によるサポート体制

元請け化を進める上で見落とされがちなのが、施工品質と現場の安全性です。いくら営業力があっても、施工不良やトラブルが発生すれば施主からの信頼を損ないます。

アステックペイントでは、職人向けの勉強会や安全大会を開催し、新製品の使い方や施工上の注意点を共有する機会を設けています。塗料ごとの特性を理解した上で提案・施工できるようになることは、元請けとして施主に安心して工事を任せてもらうための土台になります。

材料選定に不慣れな加盟店にとっても、こうした学習機会を通じて段階的に知識を補える点は、元請け化の後押しになる要素といえます。

実際に寄せられた声(抜粋)

・「営業のやり方を教えてもらい、そのまま実践したらホームページ経由で3件連続の受注ができた」
・「提案資料やプラン表がすごく使いやすいので、今後も活用していきたい」
・「資料が準備されているので、提案までの流れがスムーズになった」
・「営業担当がコンサルのようにサポートしてくれるのがありがたい」
・「遮熱塗料は、実際に触ってみると温度差を体感できて驚いた」
・「発注は担当営業に相談しながら進めているので、迷ったときも安心できる」
・「最初は操作が分からなかったが、担当者がフォローしてくれたので不安なく使えた」
・「現場への直接配送が楽で、物件ごとの管理がしやすくなった」

これらの声に共通しているのは、「材料を売るだけの関係」ではなく、営業活動や施主対応そのものに伴走してもらえているという実感です。元請け化のハードルとなりやすい「提案力」「営業ノウハウ」の部分を、メーカー側のサポートで補えている点が評価につながっています。

まとめ

元請け化における課題は、提案資料の不足と営業ノウハウの不足に集約されます。アステックペイントの加盟店の声からは、資料の整備や営業担当のサポートによってこれらの壁を越え、実際の受注につなげた事例が確認できます。

また、遮熱塗料をはじめとする幅広い塗料ラインナップは、施主への提案材料としても活用されており、職人向けの勉強会や安全大会といった学習機会が、材料選定の負担を軽減する役割も果たしています。
下請け中心の経営から一歩踏み出したいと考えている施工店にとって、こうしたサポート体制は元請け化を後押しする現実的な選択肢の一つといえるでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 元請け化を目指す上で、施工店が最初にぶつかる壁は何ですか?

A. 施主への提案資料の作成と、集客・営業のノウハウ不足が代表的な壁です。今回の声でも、「資料をゼロから作る負担」や「営業のやり方が分からない」という点が課題として挙がっていました。

Q2. 提案資料やプラン表は自分で用意する必要がありますか?

A. あらかじめ用意されたプラン表・提案資料を活用できるため、ゼロから作成する必要はありません。「資料が準備されているので提案までの流れがスムーズになった」という加盟店の声があります。

Q3. 営業経験が浅くても元請け化は可能ですか?

A. 営業担当からノウハウの共有を受け、実践したことで受注につながった事例があります。担当者に相談しながら進められる体制があるため、営業経験の浅さは大きなハードルにはなりにくいといえます。

Q4. 施主に塗料を提案する際、どのような説明が響きやすいですか?

A. 遮熱塗料のように、体感できる性能差を数値や実体験で伝えることが効果的です。「触っても暑くない」といった体感の声は、施主への説明材料として活用しやすい情報です。

Q5. 塗料の種類が多いと覚えるのが大変ではないですか?

A. 一部の加盟店からは学習の負担を感じる声もありますが、勉強会などの機会を通じて段階的に知識を補うことができます。無理に全商材を覚える必要はなく、必要な提案材料から順に活用していく進め方が現実的です。

Q6. 加盟後、すぐに元請け案件が取れるようになりますか?

A. 加盟してすぐに元請け案件が取れるとは限りません。今回の声でも、営業ノウハウを教わってからホームページを整備し、そこから問い合わせにつながるまでには一定の準備期間がありました。提案資料や営業サポートを活用しながら、施主向けの情報発信を並行して整えていくことが、元請け化を進める上での現実的なステップです。

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