【2026年緊急情報】シンナー供給不安でも塗装現場を止めない塗料選びの対策方法を解説


現在、中東情勢の緊迫化により、原油・ナフサの流通が悪化し、シンナー類や弱溶剤塗料の確保が不安定となっています。
この状況下において、皆様の現場を止めないための現実的な解決策として、アステックペイントでは以下の2点を推奨しております。
- 無希釈でも施工できる「弱溶剤塗料」への切り替え
- 「弱溶剤塗料」から「水性塗料」への切り替え
本記事では、現場を円滑に進めるための具体的な対応策について詳しくご案内いたします。
この記事でわかること
✅ 中東情勢によるシンナー・弱溶剤塗料の供給不安の現状
✅ 弱溶剤塗料を無希釈で塗装できる製品とできない製品の見分け方
✅ 無希釈塗装時の注意点と仕上がりへの影響
✅ 弱溶剤から切り替え可能な水性塗料の代替製品一覧
✅ 安定供給体制を持つアステックペイントの製品・加盟サポート
——————————————————————————–
目次
なぜ今、シンナーや弱溶剤塗料の供給が不安定なのか?

現在、中東情勢の緊迫化により、原油・ナフサ(塗料原料となる石油精製物) の流通が悪化しています。
この影響を受け、シンナー類および弱溶剤塗料の安定的な確保が困難になってきています。
この状況が塗装現場にもたらす影響:
⚠️ シンナーの欠品・入手困難による施工スケジュールの遅延
⚠️ 弱溶剤塗料の供給不安定による工事計画の見直し
⚠️ 施主への納期遅延リスクの増大
現場を止めないためには、早めの対策と代替手段の確保が不可欠です。
現場を止めないための「具体的な対応策」
シンナー欠品や弱溶剤塗料の供給不安に対して、アステックペイントを塗料を活用して現場を円滑に進めていただくための2つの対策をご案内します。
| 対策 | 内容 | 対象 |
|---|---|---|
| 対策① | 弱溶剤塗料の無希釈塗装 | シンナーの確保が困難な場合 |
| 対策② | 水性塗料への切り替え | 弱溶剤塗料の入手が困難な場合 |
対策① 弱溶剤塗料の無希釈塗装
弊社の弱溶剤塗料の多くは、メーカー指定の希釈率に「0L(%)」の表記があり、シンナーで薄めずに塗装(無希釈塗装)することが可能です。
《参考資料:弱溶剤塗料別希釈一覧》 
希釈「0L(%)」が含まれる製品
無希釈での塗装が可能です。
ただし、無希釈だと塗料の粘度が高くなるため「レベリング(平滑性)」が低下し、ハケ目やローラー跡、膜厚ムラが生じやすくなります。美観が重視される箇所ではご注意ください。 ※特に夏場の下地が高温になる条件下では、美観低下のリスクが高まります。
【比較検証】無希釈 vs 5%希釈(1液マックスシールドネオSi-JY)
比較の結果、適切な条件下であれば、仕上がりに大きな遜色がないことを確認しております。


無希釈
希釈5%
希釈「0L(%)」表記がない製品(例:サーモテックメタルプライマー 0.8~1.6L):無希釈施工はお勧めできません。
下塗材の場合は素材への浸透不足による「早期剥離」、上塗材の場合は「仕上がり不良」「隠ぺい不足」や、早期の「色あせ」「剥離」を招く恐れがあります。
上記の一覧表で黄色く塗りつぶされている製品については、以下の代替品への変更をお願いいたします
|
代替塗料(無希釈で塗装できる塗料) | |
| サーモテックメタルプライマーエポパワーメタルJY |
1液エクセルエポプライマーJY |
※フッ素鋼板用パワープライマーは、誠に申し訳ありませんが、現状代替品はございません。
対策②水性塗料への切り替え
なぜ今、水性塗料への切り替えが有効なのか?
現時点において、弱溶剤塗料に比べると水性塗料は安定した供給体制を維持しております。弱溶剤塗料と同等の耐候性を備えた以下の水性ラインナップへの切り替えをぜひご検討ください。
水性塗料の特徴: シンナーを使用しないため、供給不安の影響を受けにくく、引火性がないため安全管理の面でも優れています。
| 弱溶剤塗料(従来品) | 代替水性塗料 |
|---|---|
| 外壁用弱溶剤無機 | ・無機REVO1000 ・無機REVO1000-IR ・超低汚染リファイン1000無機-IR ・無機ハイブリッドウォール |
| 外壁用弱溶剤フッ素 | ・フッ素REVO1000 ・フッ素REVO1000-IR ・超低汚染リファイン1000MF-IR |
| 外壁用弱溶剤シリコン | ・スーパーラジカルシリコンGH ・スーパーラジカルシリコンZ ・シリコンREVO1000 ・シリコンREVO1000-IR ・超低汚染リファイン1000Si-IR |
| 外壁用弱溶剤クリヤー | ・スーパーSDクリヤー無機Ⅱ |
屋根用
| 弱溶剤塗料(従来品) | 代替水性塗料 |
|---|---|
| 屋根用弱溶剤無機 | ・超低汚染リファイン500無機-IR |
| 屋根用弱溶剤シリコン | ・シリコンREVO500-IR ・超低汚染リファイン500Si-IR |
| 屋根用弱溶剤フッ素 | ・フッ素REVO500-IR ・超低汚染リファイン500MF-IR |
FRP防水・ベランダ用
| 弱溶剤塗料(従来品) | 代替水性塗料 |
|---|---|
| FRP防水ベランダ用トップコート工法 | ・水性リガードトップワンSi |
塗料の仕入れ・供給不安にお困りの塗装会社様へアステックペイントをおすすめします
「シンナー不足で現場の段取りが組めない」
「弱溶剤塗料の代替品を急ぎで探している」
そのようなお悩みには、アステックペイントの安定した供給体制と豊富な製品ラインナップが力になります。アステックペイントでは、現在も水性塗料を中心に安定した供給体制を維持しています。
遮熱塗料シェアNo.1の「超低汚染リファイン」シリーズをはじめとした幅広いラインナップを、AP ONLINE(オンライン注文システム)で簡単・便利に発注いただけます。ぜひ、お問合せください。
まとめ
現在の業界全体の供給不安定な状況において、施工現場の停滞を防ぎ、大切なお施主様への納期を守るためには、皆様のご協力が不可欠です。
この難局を乗り切るため、本記事でご案内した「具体的な対策(無希釈塗装・水性への切り替え)」を、ご確認・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
なお、今後の供給につきましては変化があり次第、適時ご案内させていただきます。
FAQ:シンナー供給不安・塗料切り替えに関するよくある質問
Q1. 弱溶剤塗料を無希釈で塗装しても問題ありませんか?
希釈率に「0L(%)」表記がある製品であれば、無希釈での施工が可能です。ただし粘度が高くなるため、レベリング(平滑性)が低下し、ハケ目やローラー跡が生じやすくなります。美観が重視される箇所や夏場の高温下では特にご注意ください。表記がない製品の無希釈施工は推奨しません。
Q2. 水性塗料は弱溶剤塗料と比べて耐候性が劣りますか?
いいえ。アステックペイントの水性塗料ラインナップは、弱溶剤塗料と同等の耐候性を備えた製品が揃っています。「超低汚染リファインシリーズ」など、遮熱塗料シェアNo.1の実績を持つ製品も含まれています。
Q3. シンナーが手に入らない場合、今すぐ現場でできる対応は何ですか?
まず使用している弱溶剤塗料の希釈率一覧を確認し、「0L(%)」表記がある製品は無希釈施工への切り替えを検討してください。表記がない製品については、代替品(例:1液エクセルエポプライマーJY)または水性塗料への切り替えを推奨します。
Q4. アステックペイントの水性塗料はどこで注文できますか?
AP ONLINE(アステックペイントのオンライン注文システム)から24時間いつでも簡単に発注できます。加盟店様向けに使いやすい注文体制を整えていますので、ぜひご活用ください。
Q5. アステックペイントに加盟すると供給不安のような課題にも対応してもらえますか?
はい。アステックペイントでは加盟店に対して、供給状況の変化に応じた最新情報を随時ご案内しています。専門スタッフが製品選定や施工の疑問にも迅速に対応しており、約3,500社の加盟実績に基づく安心のサポート体制でパートナーシップをご提供しています。
塗装業における課題解決なら
お任せください
AP ONLINEを運営している(株)アステックペイントは、塗装会社様の様々な課題解決の支援をしています。どんな内容でも構いません。まずは一度現状のお悩みや要望をお聞かせください。
\例えば、こんなお悩みありませんか?/
- コストカットをはかりたい
- 元請け案件を増やしていきたいが、方法が分からない
- 案件数を増やしたいが、成約率が低い(営業力に課題がある)
- 競合他社との差別化に悩んでいる
- 売上、粗利を増やしたい
| お取引様の声・実績 |



この記事の監修者と運営者
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。
【運営会社】
株式会社アステックペイント
【運営会社】
株式会社アステックペイント
AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。
この記事を読んだ人におすすめの記事
-
-
現場の研究 2024.12.18
-





