超低汚染塗料「超低汚染リファインシリーズ」の特長を徹底解説
目次
今回の記事ではアステックペイントの看板製品の1つである超低汚染リファインシリーズについて徹底解説していきたいと思います。超低汚染リファインシリーズの使用を検討されている塗装店様はこの記事をぜひご参考にされてください。
せっかく商談まで進むことができたのに、相見積になり成約が取れなかった。そんなご経験はありませんか?今回ご紹介させていただく塗料は家を永く美しく守ることで他社が扱う塗料と差別化することができます。
▼超低汚染リファインPR動画
超低汚染リファインシリーズの特徴
超低汚染リファインシリーズのラインナップ
屋根用
屋根用 |
〇超低汚染リファイン500MF-IR 〇超低汚染リファイン500Si-IR |
外壁用
外壁用 |
〇超低汚染リファイン1000MF-IR 〇超低汚染リファイン1000Si-IR |
超低汚染性
超低汚染性を発揮する理由①~緻密性~
一般的な塗料は塗膜が緻密でないため、汚れが付着しやすくなっています。
しかし、超低汚染リファインシリーズは無機成分の配合により、緻密で強靭な塗膜を形成しま す。そのため粒子の細かい汚染物質も突き刺さりにくく、長期にわたって美観を維持することが出来ます。
超低汚染性を発揮する理由②~親水性~
無機成分が持つ優れた親水性(水となじみやすい性質)により、塗膜に汚れが付着しても、塗膜と汚れの間に雨水が入り込み、汚れを洗い流します。
超低汚染性を発揮する理由③~防カビ・防藻性~
「JIS Z 2911 カビ抵抗性試験」および「藻抵抗性試験(社内試験による)」に合格。
美観保持力の向上に繋がるとともに、アレルギーの原因にもなるカビも抑制出来ます。
高耐候性
超低汚染リファインシリーズが高耐候性を発揮する理由
塗膜の劣化の原因となる「ラジカル」、その発生を抑制する「高耐候型白色顔料」を採用することで、樹脂や塗膜の劣化を防いでいます。
超低汚染リファインMF-IR(無機フッ素)が高耐候性を発揮する理由
一般的なフッ素樹脂は劣化しやすい結合箇所があり、紫外線により塗膜の劣化が進行します。しかし、超低汚染リファインMF-IRは劣化しやすい結合箇所が少ない「完全交互結合型フッ素樹脂」を採用しているため、紫外線に対して優れた耐候性を発揮します。
超低汚染リファインSi-IR(シリコン)が高耐候性を発揮する理由
一般的なシリコン塗料より無機成分を豊富に配合。樹脂同士が強固に結びつき、緻密で強靭な塗膜を形成するため、紫外線に対して優れた耐候性を発揮します。
遮熱性
一般的な塗料に使用されているカーボンブラックなどの顔料よりも平均日射反射率が高い「特殊遮熱無機顔料」を使用することで、高い遮熱性を実現しています。
遮熱保持性
一般遮熱塗料は経年とともに付着した汚れが熱を吸収するため、徐々に遮熱効果が低下して行きます。しかし、超低汚染リファインシリーズは美しさがずっと続くため、汚れによる熱の吸収を防ぎ、一般の遮熱塗料より永く遮熱性を発揮できます。
対応素材
超低汚染リファイン500MF-IR、500Si-IR
セメント瓦・カラーベスト・モニエル瓦・アスファルトシングル・金属屋根(カラー鋼板※1・ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミニウム・塩ビ鋼板)波型スレート(屋根)※2各種旧塗膜
※1:フッ素鋼板は除く ※2高圧洗浄あり
超低汚染リファイン1000MF-IR、1000Si-IR
セメント瓦・カラーベスト・モニエル瓦・アスファルトシングル・金属屋根(カラー鋼板※1・ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミニウム・塩ビ鋼板)波型スレート(屋根)※2各種旧塗膜
※1:フッ素鋼板は除く ※2高圧洗浄あり
お取り扱いいただく塗装店様の声
施主様に提案している塗装会社営業目線の声
【Good】他社の2液のシリコンは遮熱がなく、低汚染効果もそんなに高くない。リファインはその点「遮熱性」「低汚染性」「耐候性」と機能がそろっているため自信を持って提案できます。
【Good】リファインの良さは本当に汚れが定着しないところですね。幹線道路沿いの住宅が塗装案件として多いのですが、施工後2年経っても汚れていないのを見ると、自信を持って提案できています。
【Good】汎用シリコンと比べて機能性、コストパフォーマンスが優れています。弊社は相見積もりもシリコン塗料ばかりなので、Siが選ばれることが多いです。
「お客様にオススメはなに?」と聞かれた際には「リファインSiかMFですね」と答えています。
塗料を扱う塗装職人目線の声
【Good】塗りにくいなどの意見が特になく、職人さんから良い評価をいただくことが多いです。
【Good】リファインは、職人さんに非常に好評なんですよ。塗りやすいというのをよく聞きます。
他社塗料と比べても、透け感が無く、塗料の柔らかさもある。
機能面でも、低汚染性やHALSなどの性能は他社メーカーの塗料に全く引けを取らないですね。
【Good】職人さんのアステック製品に対する評価は高く、中でもリファインシリーズへの信頼が厚いです。
超低汚染リファインシリーズを選ばれた施主様の声
【Good】排気ガスのひどい幹線道路沿いにアパートを所有しています。汚れがひどく明るい色を諦めていましたが、超低汚染リファイン1000Si-IRの低汚染性が抜群に良かったので安心して明るい色を選ぶことができました。
【Good】施工店の営業マンさんからの説明で、全部の説明が欲しくなりました。最初はフッ素とシリコンで悩みましたが、最近はフッ素を選ばれている方が多いと聞き、超低汚染リファイン1000MF-IRに決めました。超低汚染性の説明資料も充実していました。
【Good】遮熱塗装に興味がありました。汚れがついてしまうと遮熱効果がなくなってしまうと聞き、費用対効果が心配でした。超低汚染リファインシリーズは汚れがつきにくく遮熱効果が続くデータがあったので超低汚染リファイン1000Si-IRに決めました。
製品データ
超低汚染リファイン1000MF-IR・500MF-IR・1000Si-IR・500Si-IR |
【製品データ】 〇荷姿:16㎏セット、3.2㎏セット 〇塗布量:0.30~0.40㎏/㎡ 〇希釈:ローラーの場合:0~5%(清水)、エアレスの場合:5~10%(清水) 〇艶:艶有、3分艶(超低汚染リファイン1000MF-IR、1000Si-IRのみ) 〇色:アステック標準色69色 【対応素材】 〇超低汚染リファイン1000MF-IR・1000Si-IR 窯業系サイディング・モルタル・ALC・コンクリート・金属サイディング(カラー鋼板※1・ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミニウム)波型スレート(屋根)※2各種旧塗膜 ※1:フッ素鋼板は除く ※2高圧洗浄あり 〇超低汚染リファイン500MF-IR・500Si-IR セメント瓦・カラーベスト・モニエル瓦・アスファルトシングル・金属屋根(カラー鋼板※1・ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミニウム・塩ビ鋼板)波型スレート(屋根)※2各種旧塗膜 ※1:フッ素鋼板は除く ※2高圧洗浄あり |
JIS規格
超低汚染リファイン1000MF-IR・1000Si-IR |
■JIS A 6909 建築用仕上塗剤『可とう性』合格 ■JIS K 5658 建築用耐候性上塗り塗料『容器の中の状態』『表面乾燥性』『塗膜の外観』『ポットライフ』『隠ぺい率』『鏡面光沢度』『耐衝撃性』『付着性(クロスカット法)』『重ね塗り適合性』『耐アルカリ性』『耐酸性』『耐湿潤冷熱繰返し性』全て合格 ■『防カビ性』社内試験規格合格(かび抵抗性試験方法:JIS Z 2911) ■『防藻性』『防汚保持性』全て合格※社内試験による |
超低汚染リファイン500MF-IR・500Si-IR |
■JIS K 5675 屋根用高日射反射率塗料『容器の中の状態』『表面乾燥性』『低温安定性』『塗膜の外観』『日射反射率』『耐おもり落下性』『鏡面光沢度』『耐酸性』『耐アルカリ性』『耐湿潤冷熱繰返し性』『付着性』全て合格 ■『防カビ性』社内試験規格合格(かび抵抗性試験方法:JIS Z 2911) ■『防藻性』『防汚保持性』全て合格※社内試験による |
下地施工方法・施工上の注意
【下地調整方法】
・劣化し脆弱な部分及び錆等は、ディスクサンダー、スクレーパー等により除去する。
・漏水箇所は予め水が浸入しないように処置し、汚れ、付着物、油脂類等を高圧洗浄、スクレーパーやシンナー等で除去する。
・塗装する下地は、清浄かつ、十分に乾燥させる。
・劣化したシーリング材は全て撤去し、新規シーリング材で打ち替える
(超低汚染リファイン1000MF-IR・1000Si-IR)。
【施工上の注意】
・B液は危険物第四類第二石油類に該当しますので、保管・取扱いには十分に注意してください。
・B液は、開封後は変質しやすいため、冷暗所で密閉して保管し、2週間以内に使い切ってください。
・二液型塗料ですので、使用する前に塗料を電動撹拌機等で十分に混合・撹拌(2分以上)してください。混合比率が不適切であったり、混合時間が不十分ですと、低汚染機能が発揮出来ません。
・二液型塗料ですので、混合・撹拌後は可使時間以内に使い切ってください。
・施工部位によって低汚染機能が十分に発揮されない場合がありますのでご了承ください。特に雨が当たらない部位は注意が必要です。
・雨、強風、結露等の悪天候及びこれらが予想される場合には施工は避けてください。
・5℃以下、湿度85%以上での施工は避けてください。
・使用する前に塗料を十分に撹拌してください。
・ウールローラー施工の場合、塗回数が増えることがありますのでご注意ください。
・エアレス施工の場合には塗装ロスが大きくなりますので、塗布量の上限値を目安にしてください。
・上記塗布量及び塗回数は下地の材質・状態等で増える場合があります。
・シーリング材目地に塗装した場合、動きに追従出来ずに塗膜がひび割れることがあります。
・アステックプラスSW を添加することはできません。
・塗り継ぎや補修塗り(タッチアップ)を行なう場合は、ローラー又はエアレス等の塗装方法や希釈率の違いにより、色相差・艶ムラが生じることがありますので、作業後に仕上りをご確認ください。
・艶消塗料に分類されますが、光の角度によってわずかに艶を感じる場合もあります。
・トタンの継ぎ目、折り曲げ部分は、塗膜が薄くなりがちですので、先に拾い塗りをすることをお勧めします。
まとめ
今回は超低汚染リファインシリーズの特徴についてご紹介させていただきました。お住まいの屋根・外壁を永く美しく維持したい方はぜひご使用を検討ください。また、今回ご紹介させていただいたラインナップ以外にもリファインシリーズには艶消塗料・弾性塗料もございます。
詳しくはこちらの記事をご参照ください
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この記事の監修者と運営者
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。
【運営会社】
株式会社アステックペイント
【運営会社】
株式会社アステックペイント
AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。
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