付帯部を劣化から守る1液付帯部用塗料「1液マックスシールドネオシリーズ」


1液マックスシールドネオシリーズは、2025年5月よりアステックペイントが発売している1液付帯部用塗料です。 付帯部の塗装では外壁や屋根と同じくらい長持ちする塗料を選ばなければ、付帯部だけが劣化し美観を損ねてしまうこともあります。1液マックスシールドネオシリーズは、外壁・屋根塗料と同等の優れた耐候性を発揮、加えて様々な部位に塗布できる汎用性の高さもあるため、付帯部を長期間保護します。
目次
1液マックスシールドネオシリーズ製品紹介

1液マックスシールドネオシリーズには「1液マックスシールドネオF-JY」、「1液マックスシールドネオSi-JY」の2種類があります。それぞれの特徴や仕様などを以下の表にまとめました。
製品名 |
1液マックスシールドネオF-JY | 1液マックスシールドネオSi-JY |
容量 | 15kg、4kg | |
塗布量 | 0.24~0.36kg/㎡ | |
希釈 | 0~10%(ローラー、ハケ) 5~10%(エアレス)(アステックシンナーDX) |
|
艶 | 艶有・3分艶 | |
色 | アステック標準色69色+特別色対応可 | |
特徴 | 優れた耐候性、低汚染性、汎用性 |
1液マックスシールドネオシリーズの性能紹介
1液マックスシールドネオシリーズの主な特徴として1液塗料ながら高い耐候性を持つこと、低汚染性を持つこと、そして様々な素材に塗布できる汎用性の高さがあります。
幅広く塗布できる汎用性
1液マックスシールドネオシリーズは弱溶剤タイプのため、塗料がなめらかに広がり均一で美しい仕上がりが得られます。硬質塩化ビニルや金属部、フレキシブルボードなど、建物の付帯部によく使われる素材に幅広く塗布することが可能な多用途塗料です。戸建て住宅、アパート・マンション、工場など様々な建物の付帯部にご使用いただけます。

優れた耐候性

促進耐候性試験(キセノンランプ式)の結果、1液マックスシールドネオF-JYでは16~20年相当、1液マックスシールドネオSi-JYでは13~16年相当と、1液マックスシールドネオシリーズは一般的な一液弱溶剤塗料を凌ぐ耐候性を発揮しました。紫外線などの劣化要因に対して高い耐性を発揮し、建物の付帯部を長期間保護します。
劣化要因「ラジカル」を抑える2つの技術で優れた耐候性を実現
塗料中に含まれる顔料の主成分「酸化チタン」は、紫外線の影響を受けると「ラジカル」と呼ばれる劣化因子を発生させ、樹脂の結合を破壊してしまいます。1液マックスシールドネオシリーズは、ラジカルの発生を抑える2つの技術でラジカルによる劣化を抑制し、優れた耐候性を実現しました。
一つ目は「ラジカル制御型白色顔料」です。この顔料はラジカルが発生しにくく、なおかつラジカルが発生してもシールド層がラジカルの放出を防ぐため、樹脂の破壊を抑えることができます。

二つ目は発生したラジカルを補足する「HALS(光安定剤)※」の配合です。ラジカル制御型白色顔料の補完として、ラジカルによる塗膜劣化を抑制します。
※HALS:Hindered Amine Light Stabilizer(光安定剤)

低汚染性
一般的な塗料は樹脂の隙間に脛埃が突き刺さったり排気ガスが染み込んだりすることで、汚れ付着しやすいという課題があります。1液マックスシールドネオシリーズは塗膜表面が緻密で強靭なため、汚れが付着しにくく、美観を維持することができます。

注意事項
・雨・強風・結露等の悪天候及びこれらが予想される場合には施工は避けてください。
・5℃以下、湿度85%以上での施工は避けてください。
・使用する前に塗料を十分に撹拌してください。
・ウールローラー施工の場合、塗回数が増えることがありますのでご注意ください。
・エアレス施工の場合には塗装ロスが大きくなりますので、塗布量の上限値を目安にしてください。
・上記塗布量及び塗回数は下地の材質・状態等で増える場合があります。
・溶剤系塗料では火災・中毒等のおそれがあるため、保管・取扱いには十分に注意してください。
・一度開封した塗料は速やかに使用してください。
・右記のような条件下では、塗料が早期にゲル化しますので、十分注意してください。【塗料中に水(雨水等)が混入した場合/開放状態で保管した場合】
・塗り継ぎや補修塗り(タッチアップ)を行なう場合は、ローラー又はエアレス等の塗装方法や希釈率の違いにより、 色相差・艶ムラが生じることがありますので、作業後に仕上りをご確認ください。
・トタン板の継ぎ目、折り曲げ部分は、塗膜が薄くなりがちですので、先に拾い塗りをすることをお勧めします。
・スプレー塗装の場合、ローラー塗装や刷毛塗装と比較して、光沢が低くなる可能性があります。 ◯工程内(3時間以上3日以内)を過ぎて塗装したり、1回の塗装で厚く塗布してしまうと、前工程で塗装した塗膜が縮れることがありますのでご注意ください。
まとめ
今回は1液付帯部用塗料「1液マックスシールドネオシリーズ」を紹介しました。付帯部を永くきれいに保ちお家の美観を守ることが出来る塗料です。 この記事を一読していただき、今後の営業活動並びに施工品質向上にお役立ていただければ幸いです。
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