下請け塗装事業を行う際の満足度向上の秘訣とは?
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塗装業において、1件あたりの契約率や受注単価を向上させることは、売上向上のために必要なことです。また、事業継続及び拡大という視点においては、お客様からの信頼度や満足度を向上させるための取り組みも大切になります。
今回の記事では、埼玉県吉川市を拠点に活動されているケイペイント株式会社の木村社長に「下請け塗装工事で元請け先様・施主様からの信頼度・満足度向上した方法」について詳しくお伺いしました。
元請け先様・施主様からの信頼度・満足度向上にご興味のある方はぜひご覧ください。
会社紹介 ケイペイント株式会社
株式会社ケイペイント様は埼玉県吉川市を拠点に活動されている会社様。職人としての経験を活かし、地域密着で施主様が気軽に相談できる塗装会社を目指して活動されております。

■会社名:ケイペイント株式会社 代表取締役 木村啓
■会社紹介:
■公式HP:会社情報|ケイペイント (埼玉県吉川市)
現場管理でこだわっている点

現場管理において私が特にこだわっているのは、「情報共有の徹底」と「信頼される品質管理」です。工事をお客様の要望以上の品質で完工させるためには、関係者全員が常に同じ情報を持ち、迅速かつ的確な判断・対応ができる体制が不可欠です。
そのために、まず日々の作業日報を管理し、現場での進捗状況や課題を明確にしています。また、現場写真の管理も徹底しており、各工程の施工状況や仕上がりを視覚的に把握できるようにしています。これにより、トラブルの早期発見や完成後の品質証明にもつながります。
さらに、施工中は現場の細かな変化にも敏感に対応し、工程のズレや安全面のリスクを事前に把握して対処することを心がけています。
下請けとして現場に入る場合でも、元請け業者様任せにせず、自社の仕事としての誇りを持ち、手を抜かない丁寧な施工を行うことを徹底しています。
こうした姿勢を通じて、お客様や元請けからの信頼を積み重ねるとともに、常に高い品質と安全を保つ現場管理を実現しています。
現場ポケット導入のきっかけ

以前は社員や職人との情報共有はLINEを活用しておりました。しかしLINEでは細かな情報の管理ができておりませんでした。具体的には、写真の管理や日報の管理がしにくく、誰がどこまでできているや、写真の撮り忘れなどもありました。
そのため効率良く業務できておりませんでした。 その状況を改善するためにアステックペイントが開発した現場ポケットを導入しました。
現場ポケットは塗装業界の現場の生産性を向上させるというアプリで写真管理や、日報管理、各現場での情報共有、報告書作成機能など塗装現場に必要な様々な機能が使用できかつ、操作も難しくないという所に魅力を感じております。
導入前後で変化した点
①業務の漏れ防止
現場ポケットの日報機能を活用することで、現場ごとの勤怠管理が「見える化」され、作業開始・終了時間の入力もトーク画面から簡単に行えるようになりました。
勤務時間は現在時刻が自動入力される仕様のため、日報提出もワンタッチで完了し、提出忘れの防止にも効果を発揮しています。
こうした使いやすさと業務の効率化により、職人たちにも日報登録が自然と習慣づき、日報の提出忘れも減り、スムーズに運用できる体制が整いました。
それにより誰がどこまで作業が完了しているのかを以前よりも把握できるようになりました。
②時間の削減と案件量の増加
従来は1件の現場完了報告書を作成するのに約1時間を要しており、作業後の事務処理が大きな負担となっていました。しかし、「現場ポケット」の報告書機能を導入してからは、テンプレートや写真の自動挿入などを活用することで、短時間での作成が可能になり、平均して15〜30分ほどで完了するようになりました。これにより、報告書作成にかかる時間を大幅に削減し、他の業務に充てる余裕が生まれました。
上記により作成時間を削減できたため、現場数は増えても報告書のクオリティを維持することができています。弊社では1現場300枚以上の写真を元請け先様に提出するために、職人には現場ごとに記録を多く残すことを徹底させております。
そうすることで、元請け先様から「御社に次の案件もお願いしたい」とのお声をいただくようになり前年比で20%案件が増えました。
今後の展望

今後は下請け案件だけではなく元請けとしても活動し、お施主様に最終的に笑顔になっていただけるような施工をしていていきたいです。
最近は自社案件増加のためにSEO対策やチラシの拡販に取り組んでおり、地域密着の施工店としても地域の回覧板への掲載、地域のお祭りにも参加しております。
また元請け先様やお施主様にも更に信頼を頂くためにショールームもオープンしました。今後は自社のお問い合わせ数や成約率向上にむけて取り組む予定です。
まとめ
今回の記事では、施工品質・信頼の高さが強みのケイペイント株式会社様に「現場管理方法」についてお伺いしました。
下請け事業の際での現場管理の徹底により取り組み前と比べると元請け先様・お施主様からの信頼度・満足度が向上したそうです。
現場管理は「安全・品質・工程・コストをすべて守るため」に欠かせない業務です。
そのため、現場管理を「高品質」かつ「効率的」に行っていきたいという方は、ケイペイント株式会社様の現場管理方法を参考になさってください。
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この記事の監修者と運営者

【記事監修】
株式会社アステックペイント
野口 英樹
【記事監修】
株式会社アステックペイント
野口 英樹
株式会社アステックペイント営業本部 本部長
アステックペイント入社後、福岡営業所、東京営業所の所長、顧客事業部部長を歴任。現在は、アステックペイント4つの営業部で構成される営業本部の統括マネジャーとして、塗装会社の抱える課題を解決するための提案・成長支援を行っている。

【運営会社】
株式会社アステックペイント
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株式会社アステックペイント
AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。