社員教育&成約率向上につながる「塗料倉庫の徹底管理方法」とは?

LINEで送る Twitterでシェア Facebookでシェア

塗装工事において、現場の仕上がり品質はもちろん重要ですが、それと同じくらい会社としての管理体制が、お施主様からの信頼につながる場面も少なくありません。

とくに塗料や資材を保管する倉庫は、普段あまり見られることのない場所でありながら、
実は「見せられるかどうか」で会社の印象が大きく変わるポイントでもあります。

今回は、日頃から倉庫や在庫管理を徹底し、廃棄ロスの削減だけでなく契約率向上にもつなげている塗装店様の取り組みをご紹介します。

【会社紹介】株式会社小出塗装様

窓の前に立っている男性

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

■会社名、塗装担当者名:株式会社小出塗装 小出 靖晃様

■会社概要:愛知県の東海市を中心に60年の塗装事業の実績を持つ、株式会社小出塗装様の「倉庫管理の取り組み」についてご紹介させて頂きます。

会社の第一印象は「整理整頓」から

会社を引き継いでから、「整理整頓」は会社の方針として徹底してきました。 その背景には、
「いつお施主様や業者の方に見られても恥ずかしくない状態にしておきたい」 「お家をきれいにする“仕上げ業”だからこそ、整理整頓を特に大切にしたい」 という考えがあります。

また、在庫数が増えることで発生する在庫確認の手間や、不良在庫の発生を防ぐことも、
結果的には売上につながる大切な積み重ねだと考えてきました。
そのため、倉庫や在庫の管理についても、日頃から徹底して取り組んでいます。

具体的な取り組み事例

小出社長は、自身で在庫管理を行うだけでなく、「整理整頓」を会社全体の文化として根付かせるため、日頃から従業員への意識づけにも力を入れています。

①実際の在庫の管理方法

倉庫を管理するうえで、特に次の3点を意識しています。

  • 現場終了後は塗料缶のフタに現場名を記載し、何かあった際の補修用で1年間保管、また年に2回、倉庫全体の整理を実施
  • 倉庫内の配置を工夫し、裏・表・上から塗料缶が見えるようにして、在庫状況を確認しやすくする
  • 転倒防止のチェーンを設置し、地震対策や積み重ね防止を実施

「今、何がどれくらいあるのか」がひと目で分かる状態を常に意識しています。
使いかけの塗料も含めて置き場を明確にすることで、「探さない」「ダブって発注しない」「余らせない」という流れをつくり、無駄な在庫の増加を防いでいます。

屋内, シーン, 建物, 散らかった が含まれている画像

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。
図書館の中

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

②倉庫管理における従業員育成について

従業員に対しては、「お施主様から、いつ・どこで見られているか分からないという意識を持つこと」を日頃から伝えています。
整理整頓や倉庫の管理も、現場だけでなく会社全体が見られているという意識の延長にあると考えています。

そのうえで、在庫管理に直結する取り組みとして、毎朝必ず全員が会社に集合し、朝礼を行っています。
朝礼では、各現場の進捗状況を確認しながら、その日に現場へ持って行く材料を現場ごとに把握・共有しています。
あらかじめ材料を整理・確認することで、「余分に発注して在庫が増えてしまう」 といった無駄を防ぐことにつながっています。 また、倉庫管理が不十分なことで在庫が増え、最終的に廃棄することになれば、 それはそのまま会社の費用として失われるという点も共有しています。意識づけと仕組みの両面から取り組むことで、整理整頓や在庫管理を単なる作業ではなく、会社の信頼や利益につながる行動として、従業員一人ひとりに理解してもらうことを大切にしています。

顧客満足度や顧客の信頼アップにつながる取り組み

小出社長:お施主様からご要望があった場合や、色選びで迷われているときには、
倉庫を実際に見ていただくことがあります。倉庫を見ることで、お施主様からの「信頼」や「安心感」「丁寧に施工してくれそう」という会社の印象に繋がり、通常の契約率が約60%に対して、
倉庫を見ていただいたお施主様の場合は、80~90%ほどの確率でご契約に繋がっています。

また、契約後でも色選びで悩まれているお施主様がいらっしゃれば、倉庫にご案内して、実際の塗料缶を見てもらうようにしています。
色見本帳だけで説明するよりも、実物を見たほうがイメージしやすくなると感じています。

そうした対応を続けてきた結果、一度ご依頼いただいたお施主様からのリピート率は約90%になっています。倉庫の整理整頓や在庫管理は、地味なことかもしれませんが、お施主様との信頼関係づくりには欠かせない取り組みだと感じています。

今後の展望

地域密着として、60年間東海市で塗装業を営んできました。
地元のお客様が9割以上を占めているからこそ、一人ひとりのお客様との向き合い方は、特に大切にしています。現場の仕上がりはもちろんですが、資材の管理や会社の在り方まで含めて、「この会社なら安心して任せられる」そう思っていただける存在であり続けたいです。今後も、在庫を必要以上に抱えない工夫や、倉庫の整理整頓を当たり前のこととして継続しながら、地元に根ざし、長く信頼される塗装店として歩み続けていきたいと考えています。

まとめ

今回の記事では、株式会社小出塗装様の在庫管理における取り組みについてお伺いしました。

在庫管理や顧客満足度向上にお悩みの方は、株式会社小出塗装様が実施されている「倉庫管理の工夫」をぜひ参考にされてください。

記事カテゴリ

  • 塗装業界チャンネル
  • 営業活動レポート
  • 経営サポート
  • 塗装の現場から
  • 代表コラム
  • 製品紹介