【動画あり】【塗魂ペインターズの2社が登壇】なぜボランティア塗装している会社は発展するのか?

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※本記事は上記動画の内容を元に一部編集しております。

・トークゲスト:宮嶋 祐介様(株式会社ミヤケン 代表取締役)        
        佐々木 拓朗様(株式会社ユウマペイント 代表取締役)
・MC:菅原 徹(株式会社アステックペイント 代表取締役)
    関 勇輝(株式会社アステックペイント 大阪営業所所属)
    中村 浩一(株式会社アステックペイント 東京営業所所属)
・撮影日:2020/10/20
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登壇者紹介

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株式会社ミヤケン様は群馬県前橋市に本社を構え、住宅元請け塗装を中心に事業を展開。また、前橋本社、前橋ショールーム、高崎店、太田店、2020年には埼玉県に浦和店、川越店をオープンし、計6店舗もの店舗を経営している。

宮嶋様は22歳の時に独立され、2020年で創業20周年を迎える当社は、年間売上15億円、社員数52名の超成長路線で売上シェアを伸ばしている。そんな宮嶋様の経営手腕は塗装業界内外からも大注目されており、自社の社長業の他様々な団体の代表も兼任されている。

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株式会社ユウマペイント様は千葉県柏市に本社を構え、住宅元請け塗装やリフォームを中心に事業を展開。2008年の創業以降、「日本の建物を守る」のモットーのもと、佐々木様を筆頭に信頼関係の厚い強力なスタッフの皆様とともに、域に根付き事業を展開されている。年間売上6億円、社員数21名と成長を遂げられており、株式会社ミヤケン様と同様、様々な団体の運営に携わられるなど業界内外から大注目の会社様である。

宮嶋様と佐々木様は、塗装で社会貢献をする団体「塗魂ペインターズ」の運営に深く携わられており、宮嶋様が会長を、佐々木様が事務局長を務めている。お二人は塗装業界のために先頭に立って牽引される、まさに業界の若きリーダーである。

オープニングトーク

関勇輝(以下、関):本日は「なぜボランティア塗装をしている会社は発展するのか?地域一番店への鍵はボランティア塗装にあり!」ということで、この内容に最も深い関わりを持たれているお二人にご登壇をいただきます。

株式会社ミヤケン 宮嶋社長と株式会社ユウマペイント佐々木社長です。ご両名よろしくお願いいたします。

そして、本日もオブザーバーとして、弊社代表の菅原が参加をさせていただきます。菅原社長、一言お願いいたします。

菅原 徹(以下、菅原):本日はよろしくお願いいたします。塗魂ペインターズは11年前からスタートしたと聞いていますが、当社は8年ぐらい前から協賛メーカーとして参加させていただきました。微力ながら我々もボランティアに関わりながら、ともに歩んで来たというふうに思っております。

そんな中で、私も皆さんと仲良くさせていただいていたんですが、1つ不思議に思っていたことがあります。ボランティア塗装でがんばっている会社こそ、会社としてどんどん成長していって、そして発展しているということに途中から気づきまして、今日はその秘密をぜひともお聞きしたいというふうに思っております。

トークテーマ① 塗魂ペインターズとは

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関:このボランティア塗装に関して、団体の概要を事務局長を務めていらっしゃる佐々木様からご紹介いただきたいと思っております。佐々木社長、よろしくお願いいたします。

佐々木様:塗魂ペインターズの3代目事務局長を対応させていただいております。千葉のユウマペイントの佐々木でございます。

塗魂ペインターズの団体の概要をご説明させていただきますと、ペンキ屋がペンキ屋とともに、ペンキで日本全国の多くの人達の役に立てるようなボランティア活動をしようと言って、11年前に始まった団体です。

初代塗魂ペインターズ執行部の皆さんが、当時たった9社から「日本で、ボランティア活動をペンキ屋さん達と集まってやろう」と言って始まりました。それから11年経って ミヤケンの宮嶋様が2代目会長ということでやっております。今はなんと203社の会生になりまして、本当に多くの全国の仲間達とともにボランティアをやっています。

ボランティア団体の活動としても、今、大体157弾までボランティアが終わっていまして、全国の多くの場所で157ヵ所ボランティアを11年にわたって継続してきたというような団体です。11年続いてきたことだけで考えると、ペンキ屋さん達が本当はもっともっと多くの人達の役に立ちたいと思って活動してきたからなんだなぁということを改めて思います。

塗魂ペインターズという団体は、全国の不特定多数が利用するような施設や公的な場所を塗装でできる社会貢献ということをテーマにしておりまして、ずっと続けてこられたのには多くの塗料メーカーさん達、アステックペイントさんをはじめ、皆さんから無償で協賛いただいたから継続してこれたということもあるので、我々だけの力ではないんですけれども「皆さんの力を結集して良いボランティアをしようぜ」なんていうのが我々の団体の1つのテーマかなというふうに思います。

我々塗魂ペインターズで一緒にボランティアをやる仲間は、身内というような言葉を使うのに1番適切な仲間で結成されていまして、最も大切にしたい人達と一緒にボランティアやっているんですね。今後はもっともっと会生を増やしていきたいと思っていまして、今目指しているのは1,000社です。これを塗魂ペインターズで実現していきたいというふうに思っております。

今は全国で203社なんですけども、1,000社もし仮に達成した場合は47都道府県で割ると1つの県あたりに大体25社ぐらいいるという団体になります。そうなると、ボランティアをしようと思った時に、もっともっと大きなボランティアができるんじゃないかな、本当に困った人達のところに力を及ぼすことができるんじゃないかな、そんなふうに思っているので、ぜひですね、今後1,000社構想を実現してまいりたいと思っているところでございます。

11年目の我々は今1,000社に向かって頑張っております。以上です。

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トークテーマ② 一問一答

関:それでは、ここからは一問一答という形で、もう少し話を掘り下げていきたいと思っております。私どもの方から質問させていただきますので、それに対してお答えいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

なぜ ボランティア塗装をするのか

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宮嶋様:まずは、シンプルに“したい”からボランティアをしているんだと思います。ペンキを通じて社会に貢献するっていう感覚値をみんな持っているので、結構、我々塗装業界って劣等感を持つ人が多いんだよね。ペンキ屋っていうキーワードに誇りをどれだけ持てて仕事をしているかって、かなり差は出て来ると思うんだよね。

その中で塗魂ペインターズのメンバーは確実に塗装を通じて社会に貢献するってことを考えているので、ボランティアをすることによって誇りが持てる、自分の自信になる、ボランティアが好きだから、人の喜ばれることが好きだから、ボランティアをやっているんだと思いますよ。

佐々木様:僕なんかでいうと、ボランティア自体が好きなわけじゃなかったんですけど、自分たちができる役割の中で、ペンキを塗るっていうことで誰かの役に立てるっていうのがたまたまボランティアだったというだけなのかな…という、そんなところで僕はボランティアを始めさせていただいています。

ボランティア塗装が社内に与える影響は?

宮嶋様:これは各会社さんによって、社長だけボランティアに出てくるところもあれば、毎回毎回社員さんも巻き込んで出てくる会社さんもあるんだよね。

その中で社員さんを巻き込むことによって、より塗装業に対しての誇りとか塗装業に対しての自信、社長の劣等感が結構この業界あるって言ったんだけど、実は社員さんも意外にあったりするんだよね。特に職人さんなんかは顕著に出るけど、ただそれがボランティアをやって相手がめちゃめちゃ喜んで、塗魂の仲間達もニコニコしながら幸せそうにボランティア活動をする姿、その時間を一緒に共有することによって100%社員は自分の自尊心っていうのかな、仕事に対しての価値っていうのかな、それがものすごい上がる。だからボランティアから帰ってきたら、めっちゃ自信満々になっている、なぜか。

これはパワーだよね。普段、劣等感に感じているものが、実はこれほどまでに社会とかお客様の役に立っている、ましてや目の前の人が涙したりするケースもあるのでね。そういう面で言うと、やっぱり社員さんも一緒に巻き込んでボランティアすることによって、ものすごい価値が出て来るんじゃないかなって僕は思います。

ボランティア塗装が地域に与える影響は?

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画像引用:https://www.to-kon-painters.com/works/2105/

宮嶋様:これも間違いなくあるでしょうね。
僕もね、会員さんに「特に自分の地元でぜひ開催してください」って言っているんですよ。ただボランティアをやって、それをSNSとかでいろんなメディアにアップする、偽善者じゃないかみたいなイメージがあるかもしれないけどね。

決してそういう意味ではなくて、地域でボランティアすることによって確実に「うちの会社とか僕自身って、地域とこんなに繋がっているんだ」って絶対思うんだよね。なぜかっていうと、僕も地元で遊園地を塗装した時ってそこの地域のみんな巻き込んでいるから。

幼稚園の子供たち、例えば役所のメンバーとか、あとはそこに働いている方とか、地域でなんか凄く愛されている場所を我々塗魂ペインターズでやったことによって、僕自身も塗魂ペインターズに誇りを持った。めっちゃ凄い団体だなっていうふうに。

群馬の辺鄙な田舎なとこに一声かけて、全国から60~70人のペインターが集まって、特に1番びっくりするのが地域の人達。「こんなに私たちのために全国から来てくれたの」「何このペインターズって」っていうふうになるんだよね。

だから、めちゃくちゃ僕自身はもう仲間が来てくれたことによってありがたかったし、地域の皆さんがすごく塗魂ペインターズっていうものに感謝してくれて。そういう面で言うと、地域を巻き込んでやるからこそ地元活性にもなるしね。

だから、絶対良い影響しか与えないので我々はもっともっと地域に根ざして各会員がやっていく、継続していく。それがすごく大事かなっていうふうに思います。

なぜボランティア塗装をする会社は発展するのか?

宮嶋様:何かすごくいいテーマというかね、考えるテーマだね。

やっぱりボランティアって、誰かに何かをしたいとか、要は与える気持ちが先行するんだよね。あくまでも我々は。ボランティアをやりたくってやっているので。

まずは先に与えることから始まっているんだよね。ボランティア塗装もそうだし、あとはもちろん塗魂の仲間に対してもいろんな意味で愛情もそうだし、勇気もそうだし、経営の経験談とかもそうだと思うんだけど。そういう面で言うと、やっぱり与える気持ちがどんどんどんどん倍増していくんだよね。

それが間違いなく、経営とか仕事に対してとか、お客様に与える、社員に与える、目の前の人に与える。もらうじゃなくて与えるが先行。積んでいって…徳を積むって、言ったらおかしい話だけど、いろんな意味で積み上げてきたものが会社の経営の基盤になっているんじゃないかなというふうに思います。

ボランティアやったからというよりも、もう利他の精神こそが企業を成長させていくっていう面ではね、ボランティアをやりながら、やればやるほど企業成長していくっていう会社はかなり僕自身も塗魂でも目の当たりにしていますし、そういう面で利他の精神こそが会社の成長じゃないかなというふうに思います。

佐々木様:発展の理由の1つは全国の同業者の仲間ですね。本来であれば、例えばエリアが被っていたりとか、地域でのライバル店・競合店って言われるような会社さんであったとしても、この団体に入ったら一緒にボランティアをする仲間なんで。仮に同じ地域でライバル店だったとしても、その地域の役に立とうと思って日常生活しているんだなってことがわかるじゃないですか。

そうなると、競合他社じゃなくて要するに仲間だなって。ましてやそんな「ボランティアしようぜ」って集まっている仲間達同士の話なので、情報交換が活発に実際行なわれるわけなんです。上手くいったことも、上手くいかなかったも全部共有されて、「良いことやったらいいじゃん」っていう話でやっていくと。

なるべく失敗が少なく、上手くいくだろうことだけこう端的にトライしていけるっていうかな。

そもそも泥んこになって一緒にボランティアしている人の中で、繋がりがあるから経済成長しているというのか 会社が発展しているという意味では、そういうこともあったのかなと思いました。

菅原:ありがとうございます。
私もボランティアに関わらせていただきながら、懇親会などに出て皆さんとお話する機会があるんですが、その時にお互いに会社のアドバイスをしたりとか、経営のアドバイスとか、悩み相談をしながら心の支えをしていると思うんですけど、その前提としてお互いの信頼関係がものすごい強くてお互いに本当に心で繋がっているっていう印象もあるんですよね。

そういう仲間がお互いに助け合っているから発展しているというのも、1つの要因だと思うんですけど、それだけの心の繋がりができる理由ってどんな理由なんですか?

宮嶋様:菅原社長も、懇親会とかその仲間内に同席くださっているので感じると思うんですけど、1つは知り合いだからとか、例えば同業者だからとかっていうレベルじゃなくて、やっぱりボランティア活動を通じているっていうのが、大きいと思うんですよ。

僕もいろんな全国の経営者の集まりとか、例えば経営とか勉強会だけのグループ団体っていうのももちろん入っていますけど、なんで塗魂と違うのっていうと根っこはやっぱり誰かの役に立つっていうところが土台にあるので本当に普段、現場でペンキを塗っている親方が現場を空けてでもボランティア現場に来てめっちゃ嬉しそうに。

ガッハッハガッハッハ言いながらやっているわけですよ(笑)その風景を引いて見たとしてもめっちゃ光っているんです。そういうふうに何か良いことしようって入って来ているんですけど、そのうち誰かに良いことしようっていうのが1番自分の幸せだなって感じちゃったりするわけですよ。

そうすると辞められなくて継続、これ中毒性があるんですけどね。結局、自分にやっぱり幸せが回って来るんで、そういう面で言うと塗魂家族って言ったり、塗魂ファミリーって言ったりしているんですけど、もうないですよ 隔ては。

例えば 会社が大きい・小さいとか、会社が上手くいってる・いってないってもうそんなレベルの話じゃなくて、アニキ・兄弟っていうね、なんか兄弟分っていう…それで塗魂ファミリーになっているんで。もう全く会社の規模とかも一切ないフラットな立ち位置で付き合っている兄弟分なんで、絆は深いっていう感覚はありますよね。

佐々木様:僕が思うのは、僕なんか年代的にはまだ若手ってことになるんですけど、先輩たちがやっぱり懐が深いんですよね。先輩たちの懐が深くて、どんな人でもやっぱりボランティアをしようという先輩ですから、僕みたいな跳ね返りが入ってきても受け入れてくれるんですよ。

これから、どんどん若手も増えてきているんですけど、跳ね返りの子達をどれだけ受け入れていくことができるか、もっともっとその子たちが成長できるように支援できるかっていうことを、先輩たちが目の前にこう再現していたなぁっていう。

それには具体的な経営のアドバイスだけじゃなくて、人として学ぶことが沢山あったからなんじゃないかなというふうに思います。僕が1番衝撃だったのは、偽善、徳積み、ボランティアは徳積みだとかって言い方がよくされているんですけど、「偽善も生涯かけて偽善をやり続けたら善だ」っていう破壊的な言葉を残した先輩がいるんですよ。

「そんなの偽善だよ」と言って家から一歩も出ないやつよりは、偽善をやり続けて生涯生きた奴のほうがよっぽど善だという。だからこれって本質じゃないかなっていう、どれだけ多くの人に役に立つために動き続けられたのかということが価値なんじゃないかなと思うと、それが会社の成長に繋がっているんじゃないのかなって、そんなふうに思います。

塗魂ペインターズの仲間とはどのような存在?

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宮嶋様:宝物。もう仲間に対して語ることはないですけど、最も大切な仲間ですよね。
いろんな言葉の遊びができないんで、本当に同士でもあるし、仲間でもあるし、やっぱり生涯一緒にやっていきたいなっていうメンバーなんですよね。

塗魂メンバーって 会社経営者もいれば、社員さんも入っているんですけど、仕事でこう苦楽って絶対あるもんじゃないですか。お互いがお互いに経営の相談をしあったりとか。現状、かなり切羽詰まっているんだなっていう環境も話しあったりすることって、基本ないと思うんですよ、経営者同士って。

ただ 我々はもうファミリー、家族って言っている以上、例えば何かもしそのメンバーに問題があれば、みんなの知恵、いわば英知を集めてそれを全力で解決しにいったりするんですよ。シンプルに言ったら、大きなお世話なんですよ。

「大きなお世話だから放っておいてくれ」って言われるかもしれないんだけど、我々の付き合いって本物の付き合いだって口で言うのはめっちゃ簡単じゃないですか。さっきも事務局長が言ってましたけど、偽善、偽善ってどんだけ思われても、それをずーっとやり続けて善になる。

我々も一緒で仲間だから本気だよって言っていても、結果、表面なのかそうなのかって多分5年後、10年後、20年後、30年後だと思うんですよね、結果わかるのって。そういう仲間は絶対ここしかないなって思っているんで。

我々はこれから人数を増やしていきたいっていうのは、もっともっとやっぱりこの会に力をつけたいし、せっかく良いことをやる、良いことやろうってずーっと言い続けるんだよ。

ここにやっぱり日本全国の仲間と一緒にやりたい、それで今何となく煙たく塗魂ペインターズを思っていたとしても、入ったら100%わかるんで。「入らず文句を言うんじゃねえ、馬鹿野郎」みたいな。入ってから見てみようぜっていう。ここにいる事務局長が、まさにそうなんで。

宮嶋様:「いや、俺、塗魂無理なんですよ」って、事務局長(佐々木様)が。「とにかく入れって言って」入ってさっき言ってたね。いろんな先輩方いるし、いろんな若いチームもいるし、そんなメンバーと触れあったらやっぱこれ良いよねって、もう理屈はないんですよ、本来ね。入ったらわかるっていう、そういう団体なんで。
本当に僕にとってはもうかけがえのない仲間だなっていうふうに思います。

仲間になるためには、どんな条件があるのでしょうか

宮嶋様:条件、無いっすよ。ある意味、基準は全く無くて。まずはやっぱり、ちょっとでも興味があったり、塗装業界に従事しているんであれば全員だと思います。

入会基準うんぬんっていうよりも、会社の規模感も一個も関係ないですし、少しでもちょっとやってみたいなって思ったりとか、ちょっとなんか「塗魂って聞くよね。ボランティアって今までやったことないけど、これから少し、一度でいいから経験してみたいな」というような方からの募集を本当に欲しいですし、やりたいって言ってくれる方は、まず一報をくださって、そこから我々必ず会うんですよ。

メールで「入りたい」「はい、OKですよ」とか、そんな関係じゃなくて、必ず面と向かって会って、それで塗魂のことをいろいろ伝えた中で共感できる人に入ってもらうっていう形になっています。ぜひぜひ、全国のみなさんお待ちしています。

佐々木様:会則、規約の中にありまして、塗魂に入会したいというふうに仰っていただいて、それから2回以上ボランティアに参加いただいた方を会員という形になっていますので、ボランティアに2回ご参加いただければ会員ということです。

そういう意味では、会員規約というか条件があるとすれば、「ボランティアに2回は来てね」ということだけなんですけど。

もう一個は、自分たち、どっかの地域でペンキ屋を営んでいますので、その地域の中であんまり迷惑掛けていないかとか、あとは取引先に不義理がないかとか、そういった多少のことは手前のところで同業者のネットワークを通じてヒアリングさせていただいたりとかもあるんですけど、もし過去に迷惑を掛けたことがあっても今はやり直そうと思っている、努力している最中だっていうことであれば、前に進むっていう話だと思うので、どんどん仲間が増えていくと良いなということで。

正確に言うと、2回のボランティア参加ということだけです。

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エンディングトーク 塗装業界へのメッセージ

関:本日も熱い、今を乗り越えるために大切なエネルギー溢れるお話をたくさんしていただきましたけども、あっという間に予定の時間を過ぎてしまっております。お名残惜しいですけども、そろそろこの本日の回を終了させていただきたいと思います。

それでは最後に、この塗装業界に向けてエールをお二人からいただきたいと思いますので、佐々木社長の方から先にエールをいただいてよろしいでしょうか。

佐々木様:皆さんお付き合いいただきまして、ありがとうございました。菅原社長もありがとうございました。全国の皆さん、ペンキ屋の親父をやっている皆さん。本当に新型コロナウイルスで新しい様式になって大変だと思いますけども、ガンガンペンキ塗って暗い街を明るくしていくというペンキ屋の仕事をもっともっとがんばってやっていきたいと思っていますので、皆さんも一生懸命塗っていきましょう。よろしくお願いします。

もしご興味あれば、塗魂ペインターズのオブザーバーで構いませんので、ボランティアにご参加ください。よろしくお願いします。以上です。

宮嶋様:今日はありがとうございました。
ぜひ全国の皆さん、この1社1社の力と我々ドンドン仲間とタッグを組んでいくっていう、間違いなくこれからの時代ってそっちの時代になっていくんじゃないかなっていうふうに感じています。

我々塗魂ペインターズの今203社、先程言ったように1,000社構想という形でこれから2030年に向けてドンドン会員さんを増やしていく。これって何かなと言ったら、やっぱり知恵が1,000倍にもなりますし、一人の力が掛け算で1,000になった時にどんな化学反応が起きるかなってめちゃめちゃ楽しみだなっていうふうに感じますしね。

ぜひそんなメンバーと皆で、この業界を良くしていきたいなっていうふうに思っているんで、ぜひ一緒にともに歩んでいければいいなと思うので。皆さんのボランティア、待っています。塗魂ペインターズをよろしくお願いします。

菅原より一言

菅原:本日はどうもありがとうございました。
今回は「ボランティア塗装をしている塗装会社様は、なぜ発展するのか」という私の疑問に対して、このような場を設けさせていただきました。

今日お話を伺いまして、全てを理解したわけじゃないんですが、いくつか私なりに理解できたことがありました。

まず1つ目が 、ボランティア塗装をすることによって仕事に対する誇りが持てるっていうのは、すごく大きなことなんだなというふうに改めて思いました。誇りを持つ=エネルギーが出てくることですので、エネルギーが出てくれば必ず会社は発展するということに繋がっているんじゃないかというふうに思っています。

2つ目が、非常に大きな話だと思うんですが、かけがえのない仲間ができていく中で、経営ですのでいろんな悩みも出てきますし、いろんな問題も起きてくると。その時に必ず誰かが傍にいて経営のアドバイスをする、失敗する前にアドバイスをする、失敗した後にアドバイスをする、常に何らかのアドバイスをしてくださる仲間が必ずいる。

それは県を超えて、全国的に仲間ができていく中で、私の感覚で言うと経営の参謀が常に傍にいるみたいな、そんなイメージなのかなと思っていまして。何か悩んだら、誰かに聞いたら、必ず誰かしら答えてくれるという。

悩みがありますと動きが鈍りますので、一旦悩みを無くした段階で突っ走っていくと、突っ走って行ったあかつきにはちゃんと成長していくとうことができている皆様なのかなというふうに思いました。

最後に、1番大きな要因としましては、私の勝手な考えなのですが、私も経営を20年やってくる中でやっぱり必ず山あり谷ありがありまして、結局、経営者は心が折れたらもう全ては終わってしまうと思うんですよね。

強い精神力を持つことによって何とか経営を維持しながら、そして発展をしていくということになっていくと思うんですが、そうは言ってもそんなに心が強い経営者って多くいなくて、皆弱いですし寂しく思っていますし、そういう中で心が折れそうになったら必ず誰かが傍にいて、心が折れる前に励まし合ったり叱咤激励したり、場合によってはお互い涙を流すという中で心を支え合うという。

これがすごく経営にとっては大きな話なのかなというふうに私は思いました。全てを理解したわけじゃないですが、やはりボランティア塗装をやっている皆様がこれだけ発展するというのは必ず理由があるんだなというふうに思いまして、私自身もすごく勉強になりました。

本日はどうもありがとうございました。

とても厳しい時代ではありますが、何か明るい未来がか待ってるかのような楽しいお話をたくさん聞かせていただきまして、誠にありがとうございました。

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【コラム寄稿者】
株式会社アステックペイント
菅原 徹

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株式会社アステックペイント
菅原 徹

株式会社アステックペイント 代表取締役
2000年10月に株式会社アステックペイントを創業して以来、高付加価値な住宅用塗料の研究開発・製造・システムやアプリ開発・販促支援など、あらゆる角度から塗装業界の発展を目指し、事業展開している。

【運営会社】
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AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。

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