塗装職人向けオリジナル育成プログラムの内容と効果

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本記事では、塗装職人向けのオリジナル育成プログラムを始められて、210%の売上成長につながった事例をご紹介します。
「職人の育成で悩まれる方」「今後、職人育成にしっかりと力を入れていきたい方」に参考となる事例となっておりますので、ぜひご一読ください。

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【会社紹介】株式会社TSグループ

■株式会社TSグループ 代表取締役社 担当者 吉松良平
■会社概要:鹿児島県を中心に塗装・防水事業をメインに展開されている会社様です。厚生労働省ユースエール認定(九州初)を受賞されています。
■公式HPhttps://nurishoku.co.jp/

オリジナル育成プログラムの導入背景

吉松社長私は「人に教えることが苦手」というのが悩みでした。その教育の苦手意識克服とより良い職場環境を作り出すため、その解決策として考えたものが、育成プログラム(マニュアル)導入です。社長自らが先頭に立ち、マニュアル作成を行い、現場で運用を繰り返しながら教育システムを構築しました。

具体的な育成プログラム内容

①動画教材による基礎知識の習得

弊社では、動画の教材を作成しています。

最低限の基礎(専門用語、技術)を身に着けてもらうために、入社して1週間は、主に動画教材を通じて専門用語を理解してもらいます。1週間研修が完了するとその後は現場研修に移行します。

動画教材視聴中の写真

技術研修による技術力向上の取り組み

技術研修は、雨天時に開催しております。

内容は、基礎的なローラーや刷毛の使い方から多彩塗装や吹付など多種多様な研修を実施しています。当然、自社がメインで使用している塗料のことを理解してもらうために、塗料メーカーに協力してもらい塗料の勉強会も開催しています。

将来的には、職人から営業まで担えるように、顧客からの問い合わせ対応もやってもらいます。職人が顧客のニーズを理解することで、現場での顧客対応の質向上に繋がると考えています。

③評価制度

技術、人財スキルを客観的に評価できるように、「S〜D」の6段階評価制度を導入しています。

評価制度を導入することにより、職人一人ひとりの課題が明確になり、その評価が昇格や給料UPにも繋がるので満足度も向上していると感じます。日々の業務を評価できる環境があるからこそ、仕事に対してやりがいが持てると思っています。

また、できないことも明確にわかるので、できていないことに対して教えることができます。

今後の目標

吉松社長:導入から約2年で離職率を33%から14%に削減し、売上も210%増させることが出来ています。一番の変化は、OB顧客から紹介です。約6割の方から知人を紹介いただけております。私の苦手を克服するための一歩が、組織全体の大きな飛躍に繋がりました。今後も「人に教える苦手意識」から「教えることで成長する文化」へと、更なる進化を遂げたいと思っています

今後の目標として、「日本で最も人が集まる会社」を目指しています。これを実現するための戦略として、「職人×商い×デジタル」の三要素を融合させた新たなビジネスモデルを展開していく予定です。デジタルツールを活用しつつ、専門性の高いサービスを提供することで、さらなる業績向上を目指します。

まとめ

株式会社TSグループの吉松社長に「塗装職人の育成プログラムの内容」についてご紹介をいただきました。

塗装職人が働きやすい環境つくり方や職人教育で何から着手したらいいかわからない方にはオススメな内容となっております。ぜひ参考にされてみてください。

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記事監修】株式会社アステックペイント 野口英樹

株式会社アステックペイント営業本部 本部長。アステックペイント入社後、福岡営業所、東京営業所の所長、顧客事業部部長を歴任。現在は、アステックペイント4つの営業部で構成される営業本部の統括マネジャーとして、塗装会社の抱える課題を解決するための提案・成長支援を行っている。

運営会社】株式会社アステックペイント

AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決に取り組んでいる。

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