「超低汚染リファイン1000Si-IR」を塗装して8年が経過した外壁を徹底チェック

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今回は、アステックペイントで人気№1塗料である、超低汚染リファインシリーズの艶有を施工した物件の経過観察の結果を報告します。施工後数年が経過した現場で塗膜はどのような状態なのか、「現場のリアル」を見てきました。

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超低汚染リファインシリーズとは

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超低汚染リファインシリーズは超低汚染性が特徴の当社人気No.1塗料です。
汚れの付着・定着を防ぎ、屋根・外壁の美観を長期間保持する「超低汚染性」の他に、太陽光による塗膜表面の温度上昇を抑制する「遮熱(保持)性」、気候要因による劣化への耐久性が高い「高耐候性」など、様々な性能をあわせ持っています。

性能の詳細については、こちらの記事でもご紹介しています。

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経過観察結果

①当社工場外壁

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施工エリア 福岡県
施工時期 2015年6月
調査時期 2023年5月
(7年11か月経過)
施工部位 外壁
下地 モルタル壁
(セメントリシン仕上げ)

超低汚染リファイン1000Si-IR(艶有)を施工して、約8年が経過した外壁の劣化状態を調査しましたので、その結果をご紹介します。

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アステックペイント第二工場の外壁は、日当たりもよく、交通量の多い道路に面しており、比較的厳しい環境にありますが、チョーキングの発生もなく、良好な状態が維持されています。

まとめ

ひび割れ 無し
チョーキング 無し(超低汚染リファイン1000Si-IR塗装部分のみ)
艶引け 無し
変退色 無し
汚染 無し

②戸建住宅/倉庫

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施工エリア 鹿児島県
施工時期 2015年6月
調査時期 2023年4月
(7年10か月経過)
施工部位 外壁
下地 窯業系サイディング

こちらの倉庫の外壁は、桜島の火山灰の影響を受けやすい厳しい環境にありますが、塗膜表面に火山灰の突き刺さりによる激しい汚染もなく、チョーキングの発生も確認できなかったため、良好な状態が維持されています。

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また、一部の塗膜表面に汚染物などの付着が確認できますが、ウエスで水拭きすると簡単に除去できるため、低汚染性も発揮されていると判断できます。

(※一般的な塗膜では火山灰が突き刺さり、除去しにくい状態になってしまいます。)

まとめ

ひび割れ なし
チョーキング なし
艶引け なし
変退色 なし
汚染 一部 汚染(火山灰・苔藻)発生/水拭きで除去可能

今回ご紹介した2つの物件は、超低汚染リファイン1000Si – IR(艶有)を施工後、約8年経過していますが、低汚染性、塗膜の状態ともに良好な状態を維持していることが確認できました。

低汚染性のメカニズムについて

超低汚染リファインシリーズの低汚染性は、主に「親水性」「緻密性」の2つの効果によって発揮されています。

親水性

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親水性とは塗膜と雨水などの水分が馴染みやすい性質のことで、塗膜に汚染物質(汚れ)が付着しても、塗膜と汚れの間に雨水が入り込み、汚染物を洗い流すことができます。(セルフクリーニング効果)

緻密性

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超低汚染リファインシリーズは、塗膜表面の密度が高い(緻密性)ため、汚染物質が付着しにくい性質があります。

また、無機成分が配合されているため、緻密で強靭な塗膜を形成し、細かい汚染物質も突き刺さりにくく、長期にわたって美観を維持できます。

まとめ

今回は、超低汚染リファイン1000Si – IR(艶有)を施工後、約8年が経過した物件をご紹介いたしました。
どちらの物件も塗膜の状態は良好であることが確認できました。
 
また、「親水性」と「緻密性」によって発揮される低汚染性により、建物の美観を長期にわたって維持することができます。塗膜表面に苔藻や汚染物などが付着(堆積)した場合でも、水拭きで簡単に除去できます。

今後も、定期的な経過観察を実施し、経年経過後の塗膜状況をご報告させていただきます。

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この記事の監修者と運営者

【記事監修】
株式会社アステックペイント 
谷口 智弘

【記事監修】
株式会社アステックペイント 
谷口 智弘

株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。

【運営会社】
株式会社アステックペイント

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株式会社アステックペイント

AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。

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