塗装現場向けの滑らない作業靴「HyperVシリーズ」 を使ってみた!

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日ごろの現場作業や現場調査で屋根に登る際や急な降雨によって、足元が滑りやすく危険を感じたことはないでしょうか。

住宅の屋根は急な傾斜に加え、苔や藻が水分を含んでいることや、砂塵が堆積していることで非常に滑りやすく、危険な環境です。そのような環境では、作業者が安全確保のために足元や手元に注意を向けるため集中力がそがれ、疲れもたまりやすい作業となります。

このような環境の安全対策としては、屋根にそもそも登らない方法としての「ドローンや高所点検カメラ」の活用があります。足場がある屋根作業時にはフルハーネスなどの墜落防止措置が挙げられますが、さらに履いている靴を変えることで、作業の安全性を高めることができます。

今回は、強力な”滑りにくさ”で注目を浴びている、防滑靴「HyperVシリーズ」についてご紹介します。

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HyperVシリーズとは

岡山県の老舗靴メーカー”日進ゴム株式会社”が「転倒事故を無くしたい」という切実な思いから約10年の歳月をかけて開発した画期的なラバーソールです。独自の配合ゴムと特許取得済みのソール形状により、世界最高峰のグリップ力を実現しています。

今回ご紹介する【HyperVシリーズ】は、この優れたラバーソールを採用した作業靴のラインナップです。一般的な路面はもちろん、油や水が飛散した環境下でも圧倒的な滑りにくさを発揮し、そのグリップ力は一般的な作業靴の2.5倍以上です。

さらに、一般的な靴ではソールのすり減りにより性能が低下することが多いですが、【HyperVシリーズ】はすり減りによる急激な性能低下が見られないという特長も持っています。

引用:日進ゴム株式会社:技術紹介|滑らない靴を追求するHyperV®の日進ゴム株式会社

ここで、実際に一般的な作業靴と比べ、どれほど滑りにくいのかを検証した実験をご紹介します。

一般的な作業靴とHyperVシリーズを履いて、油を引いた傾斜のある鉄板に乗ってみます。一般的な作業靴を履いた作業者は簡単に滑り落ちてしまいますが、HyperVシリーズを履いた作業者は滑り落ちずに鉄板の上に留まり続けていました。

このように、HyperVシリーズは滑りやすい環境下でも機能を発揮します。

秘密は摩擦係数のコントロール

HyperVシリーズの驚くべき防滑性能の秘訣は静摩擦と動摩擦※をコントロールする技術にあります。

通常、動摩擦係数0.30以上の靴が「防滑性能に優れる」とされていますが、HyperVシリーズの性能はそれを遥かに上回り、労働安全衛生総合研究所技術指針の耐滑性能最高区分Level5の基準、JIS規格耐滑性最高区分F2の基準をも上回っています。この高い技術は、創業88年のゴムメーカーとしてのノウハウと技術者達の「転倒事故を減らしたい」という想いにより実現されました。

※動摩擦…動いている物体に加わる摩擦の力、静摩擦…止まっている物体に加わる摩擦の力

日本人の足にフィットする設計

様々な機能性が求められるワークシューズですが、履き心地が悪ければそれだけで大きな負担となります。長年、日本人の足を見続けてきた日進ゴムの知識と技術を生かした設計思想により、HyperVシリーズは機能性だけでなく、履物として最も重要である「履き心地」も追求されています。

実際に履いてみた感想

ここまで、HyperVシリーズがどのように滑りにくさを発揮しているかご理解いただけたと思います。

しかし、本当にメーカーサイトで謳われているように滑りにくいのでしょうか?

「メーカーサイトではとても良い商品のように謳っているが、本当にすべりにくいのか?」と同じくHyperVシリーズの防滑性に疑問を感じた当社の新人社員(Aさん)が、実際の屋根で試し履きを行いました。実際に行った検証を以下に記載します。

検証方法

工事中の戸建住宅の屋根(粘土瓦)を十分に濡らし、市販の足袋靴とHyperVシリーズを履き比べ滑りにくさを評価します。※検証はフルハーネスを着用し、安全に十分配慮して行っています。

▲実際の屋根の様子。表面に苔や藻が生えており、非常に滑りやすくなっています。

まずは、普段 Aさんが愛用している市販の足袋靴で屋根面を登ってもらいます。

Aさん「苔が生えているととても滑りやすいですね。1歩踏み出すたびに足が滑る感覚があり、足場を持っていないと本当に下まで滑り落ちそうで怖いです。」

実際、私も自前の靴(某メーカーのカジュアルスニーカー)で登ってみましたが、非常に滑りやすく、危険な環境だと感じました。

続いて、HyperVシリーズ(#2000, たびぐつ#1000)を履き、屋根に登ってもらいます。
Aさん「ビックリするくらい滑りません。屈んだ際にかかとが浮いてしまうと、数ミリ下に滑る感覚はありますが、市販の足袋靴と比べると、圧倒的に滑りにくいと感じます。」

実際に私もHyperVシリーズ(#2000,#206,#005)を履いて登ってみましたが、どの製品も自前の靴より地面をしっかりと踏んでいる感触があり、明らかに滑りにくさの違いを感じました。その後、Aさんは#2000のブラックを購入し、現場調査などでも活用しているようです。

アステックペイント取扱予定のHyperVシリーズ一覧

2024年10月1日より、アステックペイントでも「HyperVシリーズ」を販売する運びとなりました。取り扱いのある製品は「HyperV #2000」「HyperV #206」「HyperV #005」「HyperVたびぐつ #1000」「HyperV #1100」の5製品です。3000円~4000円程度のリーズナブルな価格にもかかわらず、その高い品質から現場の安全対策および施工品質の向上に一役買う非常に優れた作業靴です。ぜひ皆さまの現場でもお役立てください。

アステックペイント取扱いのHyperVシリーズの一覧表
HyperVシリーズの選び方

Q&A

■返品交換について​
サイズ交換のみの対応です。また、汚れがなく、タグが切れていないものに限り対応いたします。​

初期不良 または 製品に異常があった場合
株式会社アステックペイントまたは担当営業にお問い合わせください。

まとめ

今回は、アステックペイントで発売される、今注目の防滑靴「HyperVシリーズ」についてご紹介しました。今後もアステックペイントでは、現場の皆さまの工事に役立つグッズを発売予定です。乞うご期待ください。

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