建物の基礎部を守る塗料「ベースガード」
ベースガードは、建物の重要な部分の基礎部を守る「基礎部専用塗料」。
基礎部の劣化要因である、中性化とひび割れからの水の浸入を抑制し、建物を守ります。
次のような施主様への提案に最適な塗料です |
☑建物を長持ちさせたい方 |
☑基礎部まで含めて、建物全体をきれいにしたい方 |
基礎部のメンテナンスの重要性
建物全体の荷重を支え、湿気の浸入を防ぐ建物の土台となる基礎部 |
基礎部には建物全体の荷重を支え、土壌からの湿気の浸入を抑制する重要な役割があります。
基礎部が劣化すると「荷重を支える力の低下」や「水の浸入」、「菌の繁殖」を引き起こすだけでなく、「白華現象」などによる建物の美観の低下にも繋がります。
建物に長く快適に住むためには、基礎部が劣化しないように保護することが重要です。
基礎部に起こっている劣化の約半数は「ひび割れ」 |
基礎部の劣化症状の約半数は「ひび割れ」となっており、その原因は「コンクリートの乾燥・気温による収縮」、「建物の傾き」、「地震」、「中性化」などです。
「ひび割れ」を放置したままだと、変形や雨漏り等を引き起こし、建物全体の劣化に繋がります。
放置しておくと危険な基礎部の劣化症状「中性化」 |
中性化は「ひび割れ」の発生要因のひとつであり、コンクリート内部のカルシウム化合物が、空気中の水・二酸化炭素と反応することによって起こります。
中性化の進行したコンクリートを放置したままだと、ひび割れから雨水等が浸入し、建物内部の劣化が急速に進行していきます。
製品の特徴
基礎部の劣化を抑制する「中性化抑止」 |
コンクリートの表面を防水性のある塗膜で保護することにより、中性化の要因である二酸化炭素にさらされるのを抑制します。また、防水性に優れた塗膜が鉄筋の錆の要因となる水の浸入を抑え、ひび割れの発生を抑制します。
劣化の要因である水から基礎部を守る「伸長性」 |
弾性のあるポリマーセメント系の塗膜を形成するため、コンクリート面にひび割れが入っても、高い伸長性の塗膜がひび割れを表面化させません。
※地震などの大きな振動によるひび割れは表面化する場合があります。
そのため、鉄筋の錆の発生や凍害等の劣化の要因となる雨水の浸入を抑制します。
■ベースガードの主成分、ポリマーセメントとは?
ポリマーセメントは、コンクリート・モルタルの弱点である、横方向への伸びにくさと他素材との接着性の弱さを克服した素材です。下地との接着性を長期間保持し、衝撃・摩擦・曲げ・引っ張りなどに対する高い強度、防水性等の多くの優れた性質を有しています。
左官材、床塗材の他、RC構造物の補修・補強材、コンクリート表面の改修材としても使用されており、基礎素材との相性に優れています。
長期的に基礎部を守る「高耐候性」 |
促進対候性試験(キセノンランプ式)3000時間経過後も光沢保持率80%以上を維持し、10~12年相当の耐候性が実証されています。そのため、長期にわたって基礎部を劣化要因から保護します。
※あくまで試験環境下における実測値であり、耐候性を保証するものではありません。実際の自然ばく露環境下では、下地の状態、施工方法、気象条件等により、耐候性は異なる場合があります。
施工事例 |
製品データ・対応素材
ベースガード |
【製品データ】 ◯荷姿…28kgセット ◯塗布量…0.30~0.50kg/㎡(1回目)、 0.70~1.0kg/㎡(2回目) ◯希釈…0.8~1.2L(清水) ◯艶…艶消 ◯色…グレー(N-82近似色)、グレー②(N-65近似色) 【対応素材】 基礎巾木 【JIS規格】 ■JIS A 6909 建築用仕上塗材 『低温安定性』『軟度変化』『初期乾燥によるひび割れ抵抗性』『付着強さ』『温冷繰返し』『透水性B法』『耐衝撃性』『耐候性A法』『可とう性』『伸び』『伸び時の劣化』 全て合格 |
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この記事の監修者と運営者
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。
【運営会社】
株式会社アステックペイント
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株式会社アステックペイント
AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。
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