「超低汚染リファイン3分艶」塗装して5年間経過した外壁を徹底チェック

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今回は、アステックペイントでも人気NO.1の「超低汚染リファインシリーズ」の三分艶を施工した物件の経過観察の結果を報告します。

施工後、数年経過した現場で塗膜はどんな状態なのか?「現場のリアル」をお届けします。

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超低汚染リファインシリーズとは

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超低汚染リファインシリーズは、超低汚染性が特徴の当社人気No.1塗料です。

汚れの付着・定着を防ぎ、屋根・外壁の美観を長期間保持する「超低汚染性」の他に、太陽光による塗膜表面の温度上昇を抑制する「遮熱(保持)性」、「高耐候性」など、様々な性能を併せ持っています。

詳しい特徴については、こちらの記事をご覧ください。

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3分艶のメカニズムとは

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塗膜表面の光沢度の数値が20%程度の艶の度合いのことです。艶有塗料は塗膜表面が滑らかなため、太陽光を反射し艶が感じられます。それに対して3分艶塗料は「艶有塗料」 +「艶を落とすための艶消剤」が含まれているため、塗膜表面に細かい凹凸が付き、太陽光を乱反射することで艶が低い印象を与えます。

リファインシリーズでは、外壁用の超低汚染リファイン1000MF-IRと超低汚染リファイン1000Si-IRの2製品で3分艶をラインナップしています。

汚れにくく、艶を抑えた超低汚染リファインシリーズ3分艶

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一般的な塗料の艶消し剤は粒子が大きく、不定形であるため、艶消剤の隙間に入り込んだ汚れは降雨で洗い流せません。それに対して、アステックの超低汚染リファインの艶消し剤は微粒子で球形であるため、一般的な3分艶塗料の塗膜表面に比べ、滑らかな凹凸であるため、汚れが入り込みにくく、降雨で洗い流すことが可能です。

経過観察結果

ここからは、実際に「超低汚染リファイン1000MF-IR」と「超低汚染リファイン1000Si-IR」の3分艶を施工して約6年経過した外壁の調査を行いましたので、ご紹介いたします。

事例① 福岡県アパート

施工エリア施工時期調査時期施工部位下地
福岡県2017年6月2022年5月
(5年11カ月経過)
外壁窯業系サイディング
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交通量の多い道路に面している集合住宅において施工後約6年が経過しましたが、塗膜面の劣化症状や雨筋汚染などは確認できず、良好な状態が維持されています。また、塗膜表面に付着した、土埃などによる軽微な汚れも、水拭きで簡単に除去できます。

【まとめ】
●ひび割れ  :なし
●チョーキング:なし
●艶引け    :なし
●変退色    :なし
●汚染      :なし/水拭きで除去可能

事例② 福岡県戸建住宅

施工エリア施工時期調査時期施工部位下地
福岡県2016年4月2022年5月
(6年1カ月経過)
コンクリート塀コンクリート
(吹付タイル)

※こちらの現場はあくまで試験施工です。コンクリート塀はアステックペイント製品保証対象外の下地です。

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戸建て住宅の塀において施工後約6年が経過しましたが、塗膜の劣化症状は見られず、天端からの雨筋汚染もほとんどありません。一部で苔藻による汚染が見られましたが、水拭きで除去することが可能です。

【まとめ】
●ひび割れ  :なし
●チョーキング:なし
●艶引け    :なし
●変退色    :なし
●汚染      :なし/水拭きで除去可能

まとめ

今回は、超低汚染リファイン1000 MF – IRおよび超低汚染リファイン1000Si – IRの3分艶の経過をご紹介しました。どちらの製品も、施工後約6年経過していますが、低汚染性、塗膜の状態ともに良好な状態を維持していることが確認できました。

今後も、定期的な経過観察を実施し、経年経過後の塗膜状況をご報告します。

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この記事の監修者と運営者

【記事監修】
株式会社アステックペイント 
谷口 智弘

【記事監修】
株式会社アステックペイント 
谷口 智弘

株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。

【運営会社】
株式会社アステックペイント

【運営会社】
株式会社アステックペイント

AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。

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