反響多数!2023年度 アステックペイント安全大会 開催内容のご紹介

現場の研究 外壁安全対策屋根防水材 2023.10.27 (最終更新日:2024.10.08)
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安全大会
安全大会

アステックペイントでは2023年7月6日・7日の2日間にわたり、「2023年 アステックペイント安全大会」をオンラインで実施し、130社707名の方にご参加いただきました。

今回の記事では、開催した安全大会の内容を振り返っていただけるよう、参加者様からご好評いただいたコンテンツと参加者様からのお声をご紹介いたします。

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安全教育の重要性

厚生労働省が公表した『令和3年労働災害発生状況』によると、「建設業」における死亡者数は全体の33%と突出して多いことが分かっています。
事故の型別では、「墜落・転落」が最多で、全数に占める割合は死亡者数で 38.2%、死傷者数で 30.3%となっています。

参考:令和3年の労働災害発生状況を公表|厚生労働省

このような背景があり、事業者は「労働安全衛生法」により「安全の確保・労働災害を防止する対策」「労働者への安全衛生教育」が義務付けられています。
対策を講じていない場合は、事業者もしくは職長の責任となり、業務上の過失に問われる場合もあります。
つまり、現場で労働災害が起こることで、会社は存続の危機に立たされる可能性があります。

また、本安全大会後のアンケートでは、約24%の方が「事故の経験がある」と回答されています。
内容としては、「屋根作業時の滑落」「足場からの転落」「波形スレート屋根の踏み抜き」などのご回答が多く見られました。

安全大会で提供するコンテンツ

ここからは、実際に安全大会で提供したコンテンツの一部をご紹介します。

事故再現VTR

事故のリアルを体感していただくために、実際に起こった事故を一人称視点(被災者視点)と三人称視点(他者視点)の2種類の映像で再現しました。
臨場感あふれるVR動画を使用し、自身が事故に遭った場合のイメージができるため、改めて事故防止の意識を高めることができます。

コンテンツ内容:
実際に起こった事例として以下3つのケースを再現VTRにしました。

Case1:養生作業中に足場メッシュシートへ体重をかけたことによる転落
Case2:足場移動中のよそ見による開口部からの転落
Case3:上裏塗装中に脚立の天板に乗って作業をしたことによる転倒

今回は、「Case1:養生作業中に足場メッシュシートへ体重をかけたことによる転落」をご紹介いたします。

▲事故の課一説シーン(他者視点)

・作業者は養生作業中、メッシュシートにもたれかかっている
・安全帯のフックが足場に取り付けられていない
・メッシュシートの紐がほどけている

など現場でよくある危険箇所について解説を行います。

▲事故事例体験シーン(被災者視点)

足場での養生作業中、作業者がメッシュシートに体重をかけ地面に落下する様子を被災者目線で体験します。

被災の体験をしていただくことで、受講者は事故を身近な存在と認識し、安全対策の意識を高めてもらえるようになります。

加盟店様の安全衛生向上のための取り組み

同じ塗装業界で働く施工店様で行われている安全対策を知り、自社での安全対策の参考にしていただくため、3名の加盟店様にインタビューを行いました。
今回の記事では、にいかわ塗装 新川社長のインタビューを紹介します。

「社員が安心して働くことができる環境づくり」

—— 安全対策に取り組まれている理由は?
自社の職人をケガさせたくない、職人の家族を悲しませたくない という思いのもと、安全対策に力をいれています。

—— 安全のために日ごろから意識していることは?
焦ることが事故につながるという考えから、安全に作業を行うために、決して焦らせない雰囲気づくりやスケジュール組みを重視しています。

—— にいかわ塗装様で実施されている具体的な安全対策は?
安全や工事品質のチェックシートを作成し活用することで、安全意識の向上を図り、事故防止に努めています。

現場に近い目線での安全に対する想いや、具体的な取組事例をご紹介しており、ご自身の現場環境について見つめなおす機会をご提供するコンテンツです。

安全講和「夏の熱中症対策」

夏場に特に注意が必要な熱中症について、正しい知識をつけていただくために、産業医の先生をスタジオにお呼びし、専門家の目線から熱中症の解説とその対策についてお話しいただきました。
現場で起こりうる事故全般に対して通じる内容ですので、作業者様や現場の管理者様の学びになるコンテンツとなっています。

コンテンツ内容:
・数字で見る労働災害
・熱中症を始めとした労働災害の対策
・対策におすすめの現場グッズやチェックシートの紹介
など

産業医の先生:様々な業種の中で建設業の死傷者数が圧倒的に多いことが分かっています。

産業医の先生:熱中症対策に重要なのは、従業員やリーダー・管理者が意識的に体調確認や水分補給、体温調整を行うこと、そして異変をすぐに察知・報告ができるような関係者同士のコミュニケーションです。

▶産業医の先生にご解説いただいた内容を限定公開しておりますので、ぜひご覧ください。

安全大会の参加者様のお声

安全大会開催後のアンケートでは、参加者のうち91.8%の方が「大変参考になった・参考になった」とのご回答をいただいています。

ここではアンケートでいただいた参加者様の声をいくつか抜粋してご紹介いたします。

コメント抜粋:
「終始各説明がとても聞きやすく、安全に対する意識がより高まりました。」(岡山県 営業担当)

「再現映像があると、思わずヒヤッとする感覚がリアルに感じ、気を引き締める一役になりました。 ありがとうございました。」(愛知県 営業担当)

「現場の管理者として職人の方々の体調管理を現場ポケットを活用し、徹底していこうと強く感じました。」(群馬県 営業担当)

「当たり前のことだが、その当たり前が出来ていない部分があったなと再確認出来ました。」(大阪府 経営者)

「安全に対する意識を高めることができました。ありがとうございます。今後、実践していくようにしたいと思います。」(兵庫県 職人)

まとめ

現場を管理する経営者は、社員や協力業者への「安全教育」が必須となりますので、日々の現場の安全管理をするだけでも、多大な労力をかけられていることかと思います。

そこで、自社の安全大会を開催できていない加盟店様もいらっしゃるため、ぜひアステックペイントが開催する安全大会に参加していただき、社員や協力業者様の安全教育の一環としてご活用ください。

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この記事の監修者と運営者

【記事監修】
株式会社アステックペイント 
谷口 智弘

【記事監修】
株式会社アステックペイント 
谷口 智弘

株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。

【運営会社】
株式会社アステックペイント

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株式会社アステックペイント

AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。

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