新型コロナウイルスで「失ったこと」と「新しく得たもの」

代表コラム メーカー塗装 2021.08.24 (最終更新日:2024.10.08)
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新型コロナウイルスが流行し始め、早1年以上が経過しました。世界的に流行が収まる兆しが見えず、ワクチンの普及が最終的な解決策でないことも段々わかってきました。結局は、新型コロナウイルスと共存していく未来になっていくことが想定されます。

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世界と比べて恵まれた状況の日本

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私個人の意見としては、幸いにして、日本社会は世界と比較すると恵まれている状況だと思っています。マスコミは日本政府の対応を常時ひどく非難していますが、ヨーロッパ、アメリカ、アジアのようにロックダウンをせずに、法的拘束力のない非常事態宣言に留めることで経済活動を止めず、飲食店等への制限も他の先進国と比較しても最小限だと感じています。

補助金や経営支援などもかなり潤沢で、実際に企業の倒産率・失業者はさほど増えていないことがそれを証明していると思います。

さらに、感染者の数も世界と比較すると少なく、医療崩壊も起きていないという事実から、世界的に評価されても良いはずなのですが、マスコミはあたかも史上最低かのような評価を出し続けており、多くの国民もそのように考えていることを残念に思います。

私たちが「新しく得たもの」

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新型コロナウイルスの登場で社会は多くのものを失ってきました。たくさんの不幸も間違いなくあった一方で、多くの新しい価値、ライフスタイル、そして新たな幸せを得ることもできたのではないでしょうか。

例えば、当社では今年の春先に入って、急激に産休の申し出が増えました。例年と比較して信じられないような数となっています。このことを逆算して考えると、新型コロナウイルスの第一波が発生し、今まで出張や夜遅くまで仕事・会食をしていたご主人がステイホームとなり、新たな生命を育んできたのだと想像できます。

このような幸せの形もあれば、これまで夜な夜な散財していたがお金を使う場所がなくなった結果として、家庭で豊かに過ごすようになり、間違いなく幸せなライフスタイルを築いている社員も多くいます。そして、社会的にも、このようなライフスタイルを後押しするようなビジネスが多く生まれてきています。

新たなビジネススタイルの確立

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当社においては、新型コロナウイルスの発生と同時に良い方向に生まれ変われたと考えています。当社の営業担当は飛行機、新幹線、車などで膨大な時間を費やして顧客との接点をつくってきました。それが今や、多くをWEB会議に移行することで、今まで費やしてきた移動時間をもっと顧客満足を上げるためのサービス力向上に使えるようになりました。

私自身も、今まで全国行脚を続けて顧客接点をつくってきましたが、現在では、バンコク・隔離中のホテル・福岡など、どこにいてもWEB会議のおかげで、質を下げずに今まで以上に会議の時間をつくれるようになりました。

今後は、新型コロナウイルスと共存する社会になっていきます。新型コロナウイルスとの共存によって変わりゆく社会とその変化に、自社がいかに対応できるかが問われることになると思います。そして、その変化の中で自社の強みをどのように生み出していけるのかが重要となります。

私たちには、まだまだできることは数多くあるでしょう。

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このコラムの寄稿者と運営者

【コラム寄稿者】
株式会社アステックペイント
菅原 徹

【コラム寄稿者】
株式会社アステックペイント
菅原 徹

株式会社アステックペイント 代表取締役
2000年10月に株式会社アステックペイントを創業して以来、高付加価値な住宅用塗料の研究開発・製造・システムやアプリ開発・販促支援など、あらゆる角度から塗装業界の発展を目指し、事業展開している。

【運営会社】
株式会社アステックペイント

【運営会社】
株式会社アステックペイント

AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。

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