アフターコロナでの価値観の変化

代表コラム メーカー塗料外壁 2023.01.31 (最終更新日:2024.01.16)
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私にとっては、コロナ禍を通じて自身の価値観が大きく変化したと感じている。
日本人の多くは性善説を良しとして、私もそうあるべきだと思っていた。「人間の本質は善である」と信じたい気持ちがあるのも事実である。

ただし、世界的には性悪説を前提にしている国々がほとんどだと思う。すでに多くの移民を受け入れ、多国籍化しているアメリカやヨーロッパは性悪説が前提でないと社会が成り立たないのだろうと思うところもあるし、私自身が住んでいる東南アジアでも確実に性悪説が前提にあり、笑顔の裏にある人を信用していない側面を何度も感じてきた。

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今までの日本は性善説を良しとした社会であったために、世界中にお金をばら撒き続け、技術提供を無償で行い、平和を訴え続けてきた。その結果、世界的に競争力を失い、今や世界で影響力のない普通の国に成り下がってきている。

さらに、日本国内でさえも性善説を信じることで馬鹿を見る社会になってきたような気がする。たとえば、全てのメディアの一辺倒な報道のあり方などだ。

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※イメージ写真

最近では世界で大して普及していない治験中のワクチンを執拗に打たせる政策を行い、モデルナワクチン(ライセンス製造は日本企業)の工場まで日本で建設し、買い取り補償までしているとのこと。2021年のワクチン普及から、日本での死亡者が膨大に増えている原因がもしワクチンとするならば、国まで信用できなくなる。ここに加担する医療団体は、メディアを通じてコロナの危険性を大いに煽り続けてきた。
結果として、医療業界には膨大な補助金が流れ込み、コロナ前には慢性的に赤字続きだった地方病院や大学病院まで全て含めて膨大な黒字を計上しており、コロナ利権を絶対に手放さないために危険性を煽っているようにも見えてしまう。そうなると、聖人であると信じたい医者まで疑い始めてしまう。

アフターコロナの時代に生き残るためには

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※イメージ写真

2022年からアフターコロナの世界だと言えるかもしれないが、多くの人にとって様々な価値観の変化があったと思う。私もそのうちの一人だが、私にとっては性善説から性悪説の考えを持たないと、私自身の人生の幸せを失い、そして会社経営の判断を見誤ってしまうと考え始めている。

日本政府が大企業だけではなく、中小企業にまで強く推し進めているSDGsの中には、世界の貧困層を無くそうなどの様々な記載があるが、今の世界は1%の超富裕層が99%の資産を有していると言われている。SDGsの考えを世界に広めている方々こそ、世界の99%の資産を保有する1%の超富裕層の方々であり、自らの資産を世界に分配すればあっと言う間に解決できるはずなのに、なぜかその他99%に世界の貧困層を無くす努力を強要しているとも考えられる。

「人間の本質は善である」という性善説を否定することは決して望ましいことではないと思うが、国、医者、メディアが言うことをそのまま信じるのではなく、情報を自ら収集し、事実のエビデンスを自ら確認し、自らの判断で決定していくことでしか、アフターコロナの時代は生き残れないと思うようになってきた。

これは私にとっては大きな価値観の変化であるが、グレートリセットの社会とも言われるように、私自身の価値観をしっかり見直し、アフターコロナの時代も確実に生き残っていけるようにしていきたい。


コラム寄稿】株式会社アステックペイント代表 菅原徹

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菅原 徹(すがはら とおる)

株式会社アステックペイント代表取締役
2000年10月に株式会社アステックペイントを創業して以来、高付加価値な住宅用塗料の研究開発・製造・システムやアプリ開発・販促支援など、あらゆる角度から塗装業界の発展を目指し、事業展開している。

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