色提案サポート 外壁屋根工事・工法色・顔料 2023.10.06 (最終更新日：2024.10.08)

外壁塗装工事において、施主様と非常に多くの時間を使い進めていく「外壁塗装の色選び」。

外壁塗装の色選びにおいて、「イメージしていた仕上がりと違う」と施主様からのご要望をいただいたご経験はありませんでしょうか？仕上がりイメージと違うことが原因で、塗りなおしになってしまうケースもあり、外壁塗装の色選びには注意が必要です。

今回は、色のトラブルをゼロにするための塗装会社の提案事例をご紹介します。この取り組みは顧客満足度向上にも繋がる事例のため「色選びのご提案についてお悩みの方」はぜひご覧ください。

【会社紹介】空創工房リ・メイクハウス株式会社

■会社名・代表名：空創工房リ・メイクハウス株式会社　常務取締役 河原　和幸 様

■会社概要：空創工房リ・メイクハウス株式会社様は、神奈川県二宮町を中心に、元請け住宅塗装の活動中で、外壁塗装からリフォーム工事まで幅広く対応されている会社様です。

■公式HP：https://kk-remake.com/

色選びに力を入れる背景

河原様：当時は、色選びの提案において小さな色見本帳のみで提案をしており、10～20件に1件くらいの確率で、「イメージしていた仕上がりと違う」と施主様からの不満の声をいただくことがありました。

塗装工事において「外観（仕上がり）」の変化は、施主様の満足度に直結するため、改善することに決めました。

取り組みを始めてから、色に関してのトラブルが0になり、施主様の満足度向上にも繋がっております。

結果として、OB顧客から紹介案件もいただける機会が増えております。

色選びの3つのこだわり

河原様：弊社では、色選びにおいて「色選びガイドの活用」、「大判色見本帳の活用」、「色の試し塗り」の３つの取り組みを行っております。

①色選びガイドの活用

最近はありがたいことに施主様よりご依頼をいただいてから工事をお待ちいただくことも出てきました。その際に、施主様に塗り替えを待っている間も楽しく過ごしてほしいと考え「色選びガイド」を事前に郵送でお渡しするようにしています。初めての塗り替えの方は、色の組み合わせに悩まれる方が多いので「色選びの参考にしてください」とお伝えしております。

この取り組みによって、塗装工事を待っている間も楽しく過ごしていただくことができ、なおかつ色選びにもスムーズに入れると考えております。

②大判色見本帳の活用

「弊社での色決めは、実際に塗る塗料を外壁に試し塗りをして、納得して頂いてから施工に入ります」とお伝えをしております。

そこで、試し塗りに入る前に大判の色見本帳をもとに気になる色を2～3色を選んでもらうようにしています。

③色の試し塗り

最後に、実際の外壁に試し塗りをします。試し塗りをする際は、足場を掛けると見え方が変わる可能性があるため、必ず足場を掛ける前に施主様に確認していただくようにしています。

試し塗りは小面積に行うため「面積効果」によって見え方が異なる可能性もあります。

そこで、中塗り終了時に最終確認として施主様に外観を見てもらい、「そのまま仕上げても問題がないか」確認してもらいます。

この段階で、色変更を希望された場合でも当社は対応するようにしています。 施主様からは、「ここまで色決めに寄り添ってくれて安心できました」とお喜びの声をいただけております。

色選びの工夫を行った成果

河原様：3つの取り組みをスタートしてから、施主様の満足度が向上しました。

実際に、施主から喜びの声をいただけることも増え、感謝の手紙をいただけることもあります。

施主様の知り合いや近隣の方から「うちの家を塗装してくれた業者はそこまでやってくれなかったから空創工房リ・メイクハウスさんにお願いすればよかった」と塗装工事をご経験された方からも評価のお声をいただくこともあります。

評判が噂となり、最近では月に2～3件の紹介案件をいただけるようになりました。

まとめ

今回は空創工房リ・メイクハウス株式会社様が実践されている色選びの提案手法をご紹介しました。

色選びの工夫を始めてから色のトラブルがゼロになっただけでなく、施主様の満足度向上にも繋がっているとのことでした。

とにかく「施主様が納得するまで寄り添った提案をする」ということがポイントです。

「色選びについて苦労した経験がある方」「新たな施主様満足度向上を検討されている方」は、ぜひ今回の記事の取り組みを参考に実践されてください。

色選びに関する情報はこちらもご覧ください。

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