ラジカル制御型塗料「スーパーラジカルシリコンGH」の特徴
「塗り替えのコストを抑えたい。でも最低限の機能性は欲しい」そのような方のために、高機能のスーパーラジカルシリコンGHについてご紹介させていただきます
劣化要因“ラジカル”を抑える「ラジカル制御型塗料」
塗料中に含まれる顔料の主成分「酸化チタン」は、紫外線の影響を受けることで、「ラジカル」という劣化要因を発生させ、塗膜の劣化を促進してしまいます。
スーパーラジカルシリコンGHはこの劣化要因ラジカルの発生を抑える2つの技術により塗膜の劣化を抑制。建物を長期にわたり保護する「ラジカル制御型シリコン塗料」です。
製品情報 |
次のような施主様への提案に最適な塗料です |
☑価格を抑えながら、長持ちする塗料で塗り替えたい |
☑長持ち・汚れにくさ、など塗料に必要な基本的な性能を有する塗料で塗り替えたい |
■劣化要因ラジカルを制御する2つの技術
塗料の劣化要因「ラジカル」とは?
ラジカルとは、塗料に色を付ける顔料の主成分である「酸化チタン」が、紫外線の影響を受けることで発生する劣化因子です。
このラジカルが発生すると、樹脂の結合が破壊され、塗膜の劣化が進行してしまいます。
【技術1】ラジカル制御型白色顔料を配合
ラジカルの発⽣を抑制する「ラジカル制御型⽩⾊顔料」を採⽤。
ラジカルが発⽣しにくく、またラジカルが発⽣した場合にも、シールド層がラジカルの放出を防ぐため、塗膜の劣化を抑制します。
【技術2】ラジカルを補足する「HALS」配合
塗膜中に発⽣したラジカルを捕捉する「HALS(光安定剤)」を配合。ラジカル制御型⽩⾊顔料の補完として、ラジカルによる塗膜の劣化を防ぎます。
※HALS:Hindered Amine Light Stabilizer(光安定剤)
製品の特徴
ラジカル制御技術により外壁を保護する「耐候性」
■促進耐候性試験(キセノンランプ式)
促進耐候性試験(キセノンランプ式)において12~14年(期待耐用年数)経過後も光沢保持率80%以上を保持。塗膜の劣化要因であるラジカルの発生を抑制し、塗膜が劣化しにくいため建物を長期間保護します。
汚れの付着を抑え美観を保持する「低汚染性」
一般的なシリコン塗料に使用されているアクリルシリコン樹脂は表層の柔軟性が高く、汚れが付着しやすくなっております。しかし柔軟性のある層を強靭な層でコーティングすることにより塗膜に汚れが付着するのを防ぎ、建物の美観を保持しています。
■二重構造のアクリルシリコン樹脂
カビ・藻の発生を防ぎ、美観の保持に貢献する「防カビ・防藻性」
「JIS Z 2911 かび抵抗性試験⽅法」および「藻抵抗性試験(社内試験による)」に合格。
カビ・藻の発⽣を抑え、美観の維持に貢献します。
対応素材
フッ素REVO1000-IRはサイディング、モルタル外壁など、幅広い用途にご使用いただけます。
お取り扱いいただく塗装店様の声
施主様に提案している塗装会社営業目線のVOICE
【Good】塗料の価格が安いため、コスト面での提案が優位となり、成約率が向上しました。
【Good】「材料代が安価で提案でき成約率が高くなるの」がスーパーラジカルシリコンGHの1番の強みだと思います。コスト面で提案が優位になり、競合他社に勝てるため、非常に提案しやすい塗料です。
【Good】以前は他社の同等製品を使用していましたが、1缶約2,000円のコスト削減につながりました。品質面も問題ないと思います。
塗料を扱う塗装職人目線のVOICE
【Good】隠ぺい性・塗膜の厚み共に問題なく、施工性の高さを感じます。
【Good】一液型塗料のため、扱いやすいのが特徴です。隠ぺい性は問題なく、1回の塗装で塗膜の厚みを出すことができています。
【Good】塗りやすく乾燥も適度だと思います。特に艶消タイプの施工性は高く、仕上がりは良い感じです。
【Good】他社塗料メーカーのラジカル制御型塗料も良いと思っていましたが、それ以上に施工性が高く塗りやすさを感じます。どの職人に使わせても文句はでないほど、施工性は難なく使用できます。
製品データ・対応素材
スーパーラジカルシリコンGH |
【製品データ】 ◯荷姿…16kg ◯塗布量…0.25~0.35kg/㎡ ◯希釈…0.8~1.6L(清水) ◯艶…艶有・3分艶 ◯色… 艶有 アステック標準色68色+特別色対応可 3分艶 アステック標準色67色+特別色対応可 艶消 アステック標準色65色+特別色対応可 【対応素材】 窯業系サイディング・モルタル・ALC・コンクリート・波形スレート(外壁)※・各種旧塗膜 ※高圧洗浄有り 【JIS規格】 スーパーラジカルシリコンGH(艶有) ■JIS K 5660 つや有合成樹脂エマルションペイント 『容器の中の状態』『低温安定性』『塗装作業性』『乾燥時間』『塗膜の外観』『鏡面光沢度』『耐水性』『耐アルカリ性』『耐洗浄性』『耐湿潤冷熱繰返し性』全て合格 ■『防カビ性』社内試験規格合格(かび抵抗性試験方法:JIS Z 2911) ■『防藻性』合格※社内試験による全て合格 スーパーラジカルシリコンGH(艶消、3分艶) ■JIS K 5663 合成樹脂エマルションペイント及びシーラー 『容器の中の状態』『低温安定性』『塗装作業性』『乾燥時間』『塗膜の外観』『隠ぺい率』『耐水性』『耐アルカリ性』『耐洗浄性』 |
下地調整方法、施工上の注意
【下地調整方法】
・劣化し脆弱な部分及び錆等は、ディスクサンダー、スクレーパー等により除去する。
・漏水箇所は予め水が浸入しないように処置し、汚れ、付着物、油脂類等を高圧洗浄、スクレーパーやシンナー等で除去する。
・塗装する下地は、清浄かつ、十分に乾燥させる。
・劣化したシーリング材は全て撤去し、新規シーリング材で打ち替える。
【施工上の注意】
・雨・強風・結露等の悪天候及びこれらが予想される場合には施工は避けてください。
・5℃以下、湿度85%以上での施工は避けてください。
・使用する前に塗料を十分に撹拌してください。
・ウールローラー施工の場合、塗回数が増えることがありますのでご注意ください。
・エアレス施工の場合には塗装ロスが大きくなりますので、塗布量の上限値を目安にしてください。
・上記塗布量及び塗回数は下地の材質・状態等で増える場合があります。
・シーリング材目地に塗装した場合、動きに追従出来ずに塗膜がひび割れることがあります。
・塗り継ぎや補修塗り(タッチアップ)を行なう場合は、ローラー又はエアレス等の塗装方法や希釈率の違いにより、色相差・艶ムラが生じることがありますので、作業後に仕上りをご確認ください。
まとめ
今回はスーパーラジカルシリコンGHの特徴についてご紹介させていただきました。
コストパフォーマンスに優れたシリコン塗料をお探しの方はご使用を検討されてはいかがでしょうか。スーパーラジカルシリコンGHに興味を持たれた方はこちらからお問い合わせください。
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この記事の監修者と運営者
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
【記事監修】
株式会社アステックペイント
谷口 智弘
株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。
【運営会社】
株式会社アステックペイント
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株式会社アステックペイント
AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。