高耐候型ハイクラスフッ素塗料「フッ素REVO1000(-IR)」の特徴

APラインナップ 塗料製品名 2021.08.02 (最終更新日:2024.01.16)
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フッ素REVO1000-IRはアステックペイントが販売する「高耐候型ハイクラスフッ素塗料」。
従来のフッ素塗料以上の耐候性を発揮するほか、遮熱性・低汚染性などの機能を有しており、多くの塗装会社の方々にご愛顧いただく塗料です。

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革命的な性能を実現するための独自技術

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フッ素REVO1000-IRの4つの機能

①「耐候性」 期待耐用年数16〜20年

フッ素REVO1000(-IR)は、促進耐候性試験※1(キセノンランプ式)において約16~20年(期待耐用年数※2)経過後も光沢保持率80%以上を保持しています。

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【高耐候性の理由①】フッ素成分を約2倍配合 ※一液水性フッ素塗料と比較

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数種類の一液水性フッ素塗料と比較して、劣化要因に強いフッ素成分を豊富に配合成分の含有量が多いほど、紫外線により破壊されにくくなるため、高い耐候性を発揮します。
※民間分析機関による分析

【高耐候性の理由②】ラジカル制御型の白色顔料を使用

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「ラジカル制御型白色顔料」を採用。ラジカルが発生した場合にも、シールド層がラジカルの放出を防ぐため、塗膜の劣化を抑制します。

②「低汚染性」 外壁の美観を維持

表面が強靭な層で作られているフッ素樹脂の使用により、汚れが付着しにくく他社の同等製品を上回る低汚染性を発揮します。

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一般低汚染フッ素塗料と比較して雨筋がつきにくく、塗替え後の美しさを保持することが確認されました。


③「防カビ・防藻性」 外壁の美観に貢献

「JIS Z 2911 かび抵抗性試験方法(社内試験規格)」及び「藻抵抗性試験(社内試験による)」に合格。カビ・藻の発生を抑え、美観の維持に貢献します。

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④「遮熱性」屋根表面の温度上昇を抑制

チタン複合遮熱無機顔料の使用により、近赤外線(温度上昇の原因)を効果的に反射する塗膜を形成。室内の温度上昇を抑え、生活環境の快適化に貢献します。

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遮熱性比較

塗料を塗ったサイディング(色:N6グレー)に約2時間照明を当て続け、表面・裏面の温度を放射温度計で測定。フッ素REVO1000-IRは高い遮熱性を発揮することが確認されました。

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対応素材

フッ素REVO1000-IRはサイディング、モルタル外壁など、幅広い用途にご使用いただけます。

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色展開

アステック標準色69色をご使用いただけます。
※色見本はPC環境によっては実際の色と異なる場合があります。正しい色味を確認したい方は、色見本帳・色見本板をご確認ください。

お取り扱いいただく塗装店様の声

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施主様に提案している塗装会社営業目線のVOICE

【Good】一時期は、他社塗料メーカーのラジカル制御型シリコン塗料で提案していたことがありましたが、フッ素にしたことで、利益も確保しやすくなりました。

【Good】フッ素REVO1000-IRは、遮熱機能、ラジカル制御機能など、あらゆる機能がついているため、差別化提案に繋がっています。

【Good】提案資料も豊富でかつ、わかりやすい内容のため、施主様への提案が行いやすく、成約率も向上しました。

塗料を扱う塗装職人目線のVOICE

【Good】仕上がったあとの艶感の良さが何よりも良いと感じるポイントです。

【Good】さらに隠ぺい性や粘 土が良く、施工のストレスを感じません。

【Good】数ある塗料の中でも塗りやすく、しっかりと塗膜 厚も確保でき乾燥性もしっかりとしています。

【改善要望】夏場は少しだけ乾燥が速いので、小分けして使用するようにしています。

【改善要望】もう少し希釈量を増やせると、施工しやすくなると感じます。

製品データ・施工仕様

フッ素REVO1000・フッ素REVO1000-IR
【製品データ】
◯荷姿…15kg、4kgセット
◯塗布量…0.25~0.35kg/㎡
◯希釈…ローラーの場合:0~5%(清水)、エアレスの場合:5~10%(清水)
◯艶…艶有、3分艶
◯色…アステック標準色69色

【対応素材】
窯業系サイディング・モルタル・ALC・コンクリート・金属サイディング(カラー鋼板※1・ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミニウム)・波形スレート(外壁)※2・各種旧塗膜
※1フッ素鋼板は除く ※2高圧洗浄有り



JIS規格

フッ素REVO1000・フッ素REVO1000-IR
■JIS A 6909 建築用仕上塗材
『可とう性』 合格

■JIS K 5660 つや有合成樹脂エマルションペイント
『容器の中での状態』『塗装作業性』『塗膜の外観』『低温安定性』『表面乾燥性』『隠ぺい率』
『鏡面光沢度※』『耐水性』『耐アルカリ性』『耐洗浄性』『耐湿潤冷熱繰返し性』 合格
※艶有のみ

■『防カビ性』 合格 ※社内試験による(参考試験方法:JIS K 5600 塗料一般試験方法)

■『防藻性』 合格 ※社内試験による



下地調整方法・施工上の注意

【下地調整】
・劣化し脆弱な部分及び錆等は、ディスクサンダー、スクレーパー等により除去する。
・漏水箇所は予め水が浸入しないように処置し、汚れ、付着物、油脂類等を高圧洗浄、スクレーパーやシンナー等で除去する。
・塗装する下地は、清浄かつ、十分に乾燥させる。
・劣化したシーリング材は全て撤去し、新規シーリング材で打ち替える。

【施工上の注意】
・雨・強風・結露等の悪天候及びこれらが予想される場合には施工は避けてください。
・5℃以下、湿度85%以上での施工は避けてください。
・使用する前に塗料を十分に撹拌してください。
・ウールローラー施工の場合、塗回数が増えることがありますのでご注意ください。
・エアレス施工の場合には塗装ロスが大きくなりますので、塗布量の上限値を目安にしてください。
・上記塗布量及び塗回数は下地の材質・状態等で増える場合があります。
・シーリング材目地に塗装した場合、動きに追従出来ずに塗膜がひび割れることがあります。
・アステックプラスSは添加できませんのでご注意ください。
・塗り継ぎや補修塗り(タッチアップ)を行う場合は、ローラー又はエアレス等の塗装方法や希釈率の違いにより、
 色相差・艶ムラが生じることがありますので、作業後に仕上りをご確認ください。
・トタン板の継ぎ目、折り曲げ部分は、塗膜が薄くなりがちですので、先に拾い塗りをすることをお勧めします。

REVOシリーズ「シリコンREVO1000」の特徴はこちらからご覧ください。

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記事監修】株式会社アステックペイント 谷口智弘

株式会社アステックペイント技術開発本部 本部長
住宅用塗料市場のマーケティング分析・品質管理を行う「商品企画管理室」、塗料の研究・開発を行う「技術開発部」、塗料の製造・生産・出荷を行う「生産部」の3事業部を統括するマネジャーとして、高付加価値塗料の研究・開発を行っている。

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運営会社】株式会社アステックペイント

AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。

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