IT活用  2021.02.09

職人出身社長が取り組む現場の「生産性向上事例」とは?

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「職人や業者との電話対応時間が長すぎる」「営業と現場管理の両立ができない」など、現場の生産性や業務効率化についてお困りの方は多いのではないでしょうか?
今回は、有限会社鬼頭塗装店の鬼頭伸和様が「現場の生産性を上げるために取り組んでいること」について詳しくお話をうかがいました。
「現場の生産性が低いため、生産性を改善させるためのヒントが欲しい!」という方はぜひご覧ください。

【会社紹介】株式会社鬼頭塗装店 鬼頭 伸和様

愛知県みよし市を中心に、地元・近隣の建設会社様・工務店様・一般ユーザー様・工場等、幅広い分野で事業を展開されている塗装専門店。 

職人の生産性向上を意識し始めたきっかけ

一番は「営業活動や社員教育の時間を全く確保できず心底困り果てた」というのがきっかけです。
弊社では、従来まで、社長である私自身が、現場管理や営業活動の大半をこなしていました。
多くの経営者が同様かもしれませんが、職人や業者との間で、電話での現場段取りの打ち合わせや確認などがとても多く、一日最低でも3~4時間位の時間をとられていました。本当にこれには困りました。

まずは、これらの電話対応時間を削減することが先決だと思い至り、具体的にどうすればいいのだろう、と調べ始めたことが「職人の生産性向上」を意識し始めたきっかけになったと思います。

職人との電話対応時間を削減した方法

アステックペイントの現場管理アプリ「現場ポケット」を導入しました。
具体的には、思い切って、至急のこと以外の現場のやり取りは、全て「チャット機能」で管理するように切り替えました。同アプリでは、現場別の必要情報(現場住所・仕様書・工程表・現場写真等)は事前に登録しておくことができますので、職人はアプリを確認するだけで大半のことがわかります。

結果として、職人との直接電話の総時間が大幅削減され、加えて、現場に呼び出される時間も大幅削減されることになりました。かなり助かっています。

現在の現場の段取り方法

社長の私に代わって、職人一人ひとりに現場の段取りをしてもらうように切り替えました。具体的には、1日の終わりに事務所で、本日の作業報告と翌日のタイムスケジュールを立てるように変更しました。

職人一人ひとりが、現場ごとに「誰が」「何時間」「何をする」という内容で、翌日1日のタイムスケジュールを作成しています。 職人が主体的に考える時間を、ルーチンの1つとして確実に確保することにより、従来よりも段取り良く仕事を進めることができるようになったと感じています。

現場で必ず実施している“点検”

現在、1日の業務が終了し現場を離れる際には、現場の職人2~3人でチームを組んで、足場各段を2周するという点検強化に取り組んでいます。

というのも、過去において、現場に塗装の材料や道具、ヘルメット等を忘れて施主からクレームを受けたり、養生の剥がし忘れが原因でドレーンが詰まって漏水事故を発生させてしまったりという、苦い経験があるからです。

足場各段の2周点検をスタートしてからは、現場での忘れ物や不具合が無くなりました。

その他に取り組んでいること

職人の「忘れ物撲滅」に挑戦しています。弊社の職人は忘れ物が多かったため、その非効率さに頭を悩ませていました。今までは、毎日の朝礼後に、トラックへ塗料や塗装道具の荷積みをしていたのですが、現場に到着してから忘れ物に気づいて、その都度、事務所に取りに戻るという事例が多発していました。

その改善策として、現在では「前日までに、翌日現場で使用する道具類をホワイトボードに書き出す」という取り組みをスタートさせました。前日に準備を完了させることで、冷静な頭で俯瞰して考えることができ、その後は忘れ物が激減しました。一見シンプルかもしれませんが、忘れ物防止にはとても効果的だと感じます。

まとめ

今回は、鬼頭塗装様の生産性向上事例を詳しくご紹介しました。

現場の生産性改善についてお悩みの方は、ぜひ有限会社鬼頭塗装店様が実践されている「現場管理アプリの導入」「現場の段取りを職人に任せる」「忘れ物撲滅の取り組み」を参考にされてみてはいかがでしょうか。

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