塗装専門ショールーム出店により実感した3つのメリットを紹介


近年、塗装会社様が商談用に自社ショールームを出店する事例が増えてきています。
中には「ショールームにどのようなメリットがあるのか」、「出店するにしても、どのようなレイアウトにしたらいいかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、鹿児島県に本社・ショールームを展開している株式会社Cirecreate様に「ショールーム出店によって得たメリット」について詳しくお伺いしました。ショールーム出店を検討している方やショールームをもっと活用されたい方はぜひご覧ください。
【会社紹介】株式会社Circreate

■会社名・代表名:株式会社Cirecreate 代表取締役 坂口公治郎
■会社概要:株式会社Cirecreate様は、鹿児島市を中心に地域密着で元請け住宅塗装の活動をされている会社様です。
■受賞歴:アステックペイントの年間材料出荷額 鹿児島県3年連続1位※2020年、2021年、2022年
■公式HP:https://protimes-kagoshimachuo.com/
ショールーム出店の背景

坂口社長:1番最初は従業員の増加に伴い、新しい事務所を探していたことがきっかけです。
さらに「圧倒的な地域1番店になりたい」という目標もあったため、事務所ではなくショールームを出店することを決意しました。
地域一番店になるためには、地域の施主様から評価をいただける会社になる必要があると思います。
評価とは「施主様の満足度」も重要ですが、私は施工前の満足度も同じくらい大事だと思っています。そのため、ショールームでは、塗装に対する想いや塗装工事のこだわりなど、施工前の消費者の不安を払拭できるような設計を意識しました。
ショールーム紹介



※ローンの支払いや火災保険の簡易説明、外壁構造図、性能比較表をクリアーシートの下にひいています。


出店して実感した3つのメリット

移動時間削減による業務効率化
ショールームがあることで、1日の商談件数は4件~5件行えるようになりました。事務所のみだった時は、施主様との商談のほとんどは土日であり、片道1時間と遠方まで行くこともありました。
商談は、2~3時間かかるため、1日の商談件数が、MAX3件といった状態でした。
ショールームのおかげで、効率よく営業活動ができるようになっただけでも大きな成果だと思います。
施主様の安心感
ショールームで商談するようになり、消費者の「売り込まれる」というマインドをなくすことができるようになりました。
従来は、施主様の自宅で商談を行っており、「売り込まれるんじゃないか?」といった不安の声をいただくことがありました。十分な提案を行うことで、納得して契約をいただけることの方が多いのですが、その不安を払拭するための労力を減らしたいとも思っていました。
ショールームで商談を行うようになってからは、施主様の不安な声はなくなりました。
また、ショールームには各種構造サンプルやカバー工法のサンプル、施工実績などを展示しており、当社の強みを漏れなく説明できるため、営業しやすい環境を作ることができました。
成約率60%→70%に向上
上記2つの結果、高い成約率を維持できるようになりました!
ショールームで商談する際に、特に「外壁の模型を使った縦目地と窓サッシの目地説明」「塗装サンプルを使った色感確認」を使用しています。
施主様の大半は塗装に関しての知識を持たれていないため、体感ツールがあれば納得度をあげることができ、成約につながっていると思います。
まとめ
今回は、株式会社Cirecreate様がショールームを出店したことにより得られた3つの効果とショールームの内部をご紹介しました。
地域に根付いた会社になる、地域1番店になるためには、ショールームがあった方がいい!と思っていただける内容だったのではないでしょうか?
ショールームの出店を検討されている方は、ぜひ今回の記事を参考に、ショールーム出店計画を立ててみてはいかがでしょうか。