職人・現場 2021.05.24

【職人教育でお悩みの方必見!】職人の主体性を育む4つの取り組み

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「職人教育に力を入れたいが、会社の仕組みが整っていない」「職人の主体性を育てたいと思っているが、具体的にどんな取り組みをすれば良いかわからない」など、職人教育についてお悩みを抱えられている方は多いのではないでしょうか?

今回の記事では、そのような職人教育でお悩みの方に向けて「職人教育の取り組み」における塗装店様の成功事例をご紹介いたします。

【会社紹介】有限会社井坪工務店 上原 忠 様

有限会社井坪工務店様は、長野県飯田市を拠点に建築工事業、大工工事業、塗装事業を展開されています。今回は、同社で取り組まれている「職人教育の取り組み」をご紹介いたします。

職人教育・施工品質向上のための4つの取り組み

上原様:弊社で実施している取り組みは4つあります。

1つ目は、毎月初めに全業者参加の「工程会議」を開くことです。各個人がどのように業務に取り組むべきかをイメージしやすいように、優良事例や改善事項の共有を実施しております。

■工程会議の様子

2つ目は、自社で1時間程度の技術研修を開催。受講者には「認定資格者修了証」を発行し、全ての職人と社員が施工品質向上を目標として意識できるようしております。

■認定資格者修了証

3つ目は、毎月1回程度「品質向上会議」を開催しています。一方通行でこちらから指示を出すのではなく、職人達が施工品質向上のための手立てを考える機会を作っています。
自らが考え抜いて手立てをひねり出しているため、施工品質向上への理解度が深まり、職人の意識改革にも繋がっていると実感しています。

4つ目は、全ての職人と社員が「お客様のためにサービスを提供する」という意識を高めるために、毎日仕事の前に『心得とお客様への誓い』を唱和しています。

4つの取り組みを導入した理由

上原様:弊社は『私たちの提供するサービス・モノづくりにおいて、日本で一番の”ありがとう”を言ってもらえる人の集まりになりたい』といった経営理念を掲げております。過去に、一部でクレームが発生していたことから、経営理念のような会社をどうやって目指していくのか、課題を改善するには何をすべきかを、職人や協力業者ととことん話し合いました。その結果、上記の4つの取り組みを行なうことになりました。

職人教育が会社の文化を形成

上原様:教育や指導は私と工務の2名で行なっています。取り組みを導入した当初は反発的な雰囲気もあったのですが、進めていく中で、職人同士や業者同士で指摘や注意をしあえるように変化していきました。今では、4つの取り組みを行なうことが、会社の文化になっていると思います。

取り組みの導入による3つの変化

上原様:職人教育の4つの取り組みの導入によって、以下の3つの変化がありました。

①確実に最終チェック時の指摘箇所が少なくなりました。
②職人全員の意識が変わり「言われてないからやっていない」ということがなくなり、現場に対する主体性が生まれました。
③問題が発生しても放置することなく、対応方法を相談してくるようになったため、出戻り工事がなくなりました。

また、現場に対する主体性が生まれたことによって、昼休み前10分と作業終了時に行なっている「クリーンタイム」(清掃活動)では、職人が自主的に近隣の道路まで清掃したり、近所を歩く通行人にまで挨拶をしたりと、従来では考えられないほど変化しており、近隣営業としてもプラスになっております。実際に、塗装のOB顧客様が、他の工事までご依頼頂けるリピーターになったケースもあります。

まとめ

有限会社井坪工務店様では、職人教育・施工品質の向上のための取り組みを積極的に実施されており、職人様の成長を実感される機会が増えられています。
職人教育にお悩みを抱えられている方は、ぜひ有限会社井坪工務店様の4つの取り組みを参考にされてみてください。

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