浸透固着性に優れた水性下塗材 「エポパワーSS強化シーラー」を紹介

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劣化の激しいカラーベストに塗装する際、旧塗膜が水性塗膜の場合は溶剤系下塗材で旧塗膜がちぢれるリスクがあることをご存知の塗装業者様も多いと思います。一方で、水性下塗材は、ちぢれを起こすリスクはないものの、溶剤系下塗材と比べると浸透・固着性に不安があり、自信を持って水性下塗材を選定できなかった方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、弊社では、「水性下塗材」でかつ「高い浸透・固着性」をあわせもった、「エポパワーSS強化シーラー」を開発しました。

劣化したカラーベストの塗り替えに安心して使用できる水性系下塗材をお求めの方はぜひご覧ください。

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エポパワーSS強化シーラーとは

屋根の塗り替え工事で既存塗膜が水性塗料の場合、弱溶剤下塗材を使用すると既存塗膜でちぢれが発生するリスクがありますが、エポパワーSS強化シーラーは水性下塗材なので、ちぢれのリスクがなく安心して使用できます。

エポパワーSS強化シーラーの特徴

①高い浸透性(塗料が下地表面に深く染みわたる性質)

一般的な水性シーラーでは、樹脂の粒子が大きいため基材に入り込みにくい(浸透しにくい)傾向があります。しかし、エポパワーSS強化シーラーは、樹脂の粒子が小さいため下地に容易に入り込みます(浸透します)。これにより、エポパワーSS強化シーラーは、水性屋根下塗塗料として、特にカラーベストやセメント瓦に対して高い浸透固着力を持ち、持続的な保護効果を提供します。

②優れた固着性(他の物質に十分にくっついて固まる性質)

エポパワーSS強化シーラーは、反応硬化塗料で固形分割合が高いため、屋根材表面に塗膜を形成し強固に固めることで、屋根材表面を確実に保護・補強することができます。

適応素材

●カラーベスト ●セメント瓦 ●アスファルトシングル

製品データ

概要詳細
荷姿15 kgセット (A液 : 7.5 kg、B液 : 7.5 kg)
A液:白 B液:淡黄色半透明
塗布量0.10~0.30 kg/㎡
希釈量無希釈
塗り回数1~2 回
乾燥時間工程内:8時間以上5日以内 工程間:16時間以上5日以内
適応上塗材・超低汚染リファイン500Si-IR ・超低汚染リファイン500MF-IR

JIS規格

●JIS規格:JIS K 5663 合成樹脂エマルションペイント及びシーラー

「容器の中での状態」「塗装作業性」「塗膜の外観」「低温安定性」「上塗り適合性」「耐水性」「耐アルカリ性」すべて合格

下地調整方法、施工上の注意

●下地調整

・劣化し脆弱な部分は、ディスクサンダー、スクレーバー等により除去する。
・漏水箇所は予め水が浸入しないように処置し、汚れ、付着物、油脂類等を高圧洗浄、スクレーパーやシンナー等で除去する。
・塗装する下地は、清浄かつ、十分に乾燥させる。

●施工上の注意点

可使時間は25℃で3時間以内、35℃で2時間以内です。可使時間を超過して使用した場合、下地への浸透力や固着力が低下し、下地表層剥離の原因になります。

・雨・強風・結露等の悪天候及びこれらが予想される場合には施工を避けてください。
・5℃以下、湿度85%以上での施工は避けてください。
・使用する前に塗料を十分に撹拌してください。
・ウールローラー施工の場合、塗回数が増えることがありますのでご注意ください。
・エアレス施工の場合には塗装ロスが大きくなりますので、塗布量の上限値を目安にしてください。
・上記塗布量及び塗回数は下地の材質・状態等で増える場合があります。
※1回目塗装後に塗れ色がない箇所については、部分的に2回目を塗装してください。
※塗膜表面のタックがなくなってから次工程を行ってください。
※調合比は正しく守り、撹拌を十分に行ってください。調合比のズレや撹拌不足では、タックが残り本来の塗膜性能を発揮できません。 ※A液、B液は沈殿しやすいため、混合する前にそれぞれ単体で撹拌を行って下さい。

まとめ

本記事では、エポパワーSS強化シーラーの特徴についてご紹介いたしました。
エポパワーSS強化シーラーは浸透性・固着性の高い水性下塗材です。劣化した水性既存塗膜があるスレート瓦を塗り替える際など、ぜひご活用ください。

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