塗装会社に大好評!「シリコンREVO1000(-IR)」の耐候性と遮熱性を徹底解説

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施主様に提案する塗料を選ぶ上で「耐候性」「低汚染性」「遮熱性」などの性能を十分に確認して選ぶという方は多いのではないでしょうか?

今回の記事では、アステックペイントの塗料製品の1つである「シリコンREVO1000(-IR)」が持つ機能の中から塗装会社の方に評価をいただいている「耐候性」「遮熱性」の2つに注目して、特徴を紹介します。

シリコンREVO1000(-IR)のご使用を検討されている方はぜひ参考にされてください。

シリコンREVO1000(-IR)とは?

シリコンREVO1000(-IR)はアステックペイントが製造・販売する塗料であり、従来のシリコン塗料以上の耐候性を発揮する「高耐候型ハイクラスシリコン塗料」です。

高耐候性だけではなく、遮熱性・低汚染性などの機能を有し、樹脂や顔料などにこだわった外壁用塗料であり、多くの塗装会社の方々にご愛顧いただいています。

シリコンREVO1000(-IR)には、高耐候型ハイクラス塗料の中でも価格を抑えた「通常(非遮熱)タイプ」と、遮熱性を兼ね備えた「遮熱タイプ(-IR)」の2種類があります。

▼シリコンREVO1000(₋IR)誕生に至るまでの開発ストーリーはこちら

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【シリコンREVO1000の種類】

シリコンREVO1000 シリコンREVO1000-IR
通常(非遮熱タイプ) 遮熱タイプ(-IR)
艶:艶有、3分艶
色:アステック標準色68色+特別色対応可

【シリコンREVO1000(-IR)の機能一覧】

特徴 概要
耐候性 シリコン樹脂内に含まれるシリコン成分量を他社の約3倍配合
ラジカル制御型の白色顔料を配合
遮熱性
※IRのみ
近赤外線を反射しやすい特殊遮熱無機顔料の使用
低汚染性 表面が強靭な層で作られた樹脂により汚れが付着しにくい
防カビ・防藻性 カビ・藻の発生を抑え、美観の維持に貢献

■シリコンREVO1000の製品開発ストーリーを知りたい方はこちらをご覧ください。

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耐候性

※イメージ写真

シリコンREVO1000(-IR)は、従来の一液水性シリコン塗料よりも優れた「耐候性」を発揮します。その理由は 「樹脂」「顔料」 にあります。

促進耐候性の試験結果

シリコンREVO1000(-IR)は、促進耐候性試験※1(キセノンランプ式)において、約13~16年(期待耐用年数※2)経過後も「光沢保持率80%以上」を保持しています。

※1:自然環境のデータをもとに人工的に強烈な紫外線、熱、水などの負荷をかけることで、短い期間で長期間を経過させた塗膜の表面状態を再現することができる試験のことです。

※2:促進耐候性試験の結果をもとに、塗装してから次の塗り替え時期までの目安年数のことです。ただし、立地条件、環境に大きく影響を受けるので、塗膜(塗料を塗り作られる膜)の耐久年数を保証するものではありません。
「雪が多い」「気温がマイナスになる日が多い」「雨が多い」「紫外線など太陽光線量が多い」「日照時間が長い」「海岸近くで結露しやすい」「温泉街で酸性成分が多い」などの環境下では劣化が早まります。

高耐候性を発揮する理由① ~樹脂~

一般的なアクリルシリコン樹脂は、アクリル樹脂を主要成分として、部分的にシリコン成分(シロキサン結合※3)がある樹脂で構成されています。
シリコンREVO1000(-IR)は、このシリコン成分(シロキサン結合)を他のシリコン塗料よりも約3倍多く含有しています。シロキサン結合は、結合力が強いことから紫外線に破壊されにくく、優れた耐候性を発揮します。

※3:ケイ素‐酸素‐ケイ素(Si-O-Si)の結合のことです。このシロキサン結合は、ガラスや鉱石などの無機物と同じ構造をしており、劣化要因となる紫外線のエネルギーよりも高い結合エネルギーがあるため、破壊されにくく、高い耐候性を発揮するのが特徴です。

高耐候性を発揮する理由② ~顔料~

一般的に、塗料は複数色の「顔料」を用いて調色しています。そのため、混ぜ合わせる顔料の色や比率を変えることで様々な色に調色できます。(例:紫系 = 青系顔料 + 赤系顔料)

顔料には様々な種類・色がありますが、その中でも白色顔料として一般的に用いられているのが「酸化チタン」です。酸化チタンは「下地の色の隠蔽性」に優れていますが、紫外線が当たることで「ラジカル※4」という劣化要因を発生させてしまう性質があります。

シリコンREVO1000(-IR)では、塗料の樹脂(有機物)や有機顔料がラジカルによる分解を抑制するため、酸化チタン表面にシールド層を形成し、ラジカルの放出を抑制する「ラジカル制御型白色顔料」を採用しています。

この「ラジカル制御型白色顔料」によって、樹脂が持つ本来の耐候性を発揮しやすくなります。

※4:白色顔料に紫外線が照射された際などに発生する有機物(樹脂など)を分解するエネルギーのことです。塗膜表面でラジカルが発生すると、樹脂などの有機物が破壊され、塗膜表面のチョーキング劣化が進行してしまいます。

遮熱性※シリコンREVO1000-IRのみ

※イメージ写真

「遮熱タイプ(-IR)」の機能である「遮熱性」について紹介します。

遮熱性とは?

遮熱性とは、「熱源となる太陽光の近赤外線の光を反射し、表面の温度上昇を抑制する機能のこと」であり、この遮熱性を持つ塗料は一般的に「遮熱塗料」※⁵と呼ばれます。

※⁵:JIS K 5675 「屋根用高日射反射率塗料」は、屋根用塗料の規格であるため、シリコンREVO1000-IRは該当しません。


遮熱性のメカニズム

シリコンREVO1000-IRでは、日射反射率が高い遮熱顔料を使用し、特に熱を吸収しにくい黒色の顔料として「特殊遮熱無機顔料※6(黒色)」で調色することで濃色系の色でも高い遮熱性を発揮しています。

※6:調色で用いられる顔料には様々な種類があります。大きく、「有機顔料」と「無機顔料」に分けられます。それぞれの特徴は以下の通りです。
有機顔料:石油から構成される合成顔料であり、鮮やかな色・豊富な色を出せる。一般的に無機顔料よりも紫外線で劣化しやすい傾向がある。
無機顔料:天然鉱石や金属などから作られる顔料のことであり、紫外線で劣化しにくい。一般的に有機顔料よりも、鮮やかさ、色数に欠ける傾向がある。


特殊遮熱無機顔料の特徴① 日射反射率が高い

遮熱性を持たない一般的な塗料では、黒色顔料にカーボンブラックや酸化鉄といった近赤外線を吸収しやすい無機顔料が使用されています。特に黒色顔料は、熱源である近赤外線を吸収しやすいため、温度が上昇しやすい傾向があります。

一方、シリコンREVO1000-IRで採用されている黒色の特殊遮熱無機顔料は、従来の黒色顔料よりも近赤外線を反射しやすいため、塗膜表面の温度上昇を抑えることができます。


特殊遮熱無機顔料の特徴② 遮熱顔料でありながら紫外線に強い

一般的な遮熱顔料は有機顔料の混色で黒色を作ることがあり、紫外線によって顔料が劣化し、退色の原因となりやすいです。

しかし、シリコンREVO1000-IRでは「黒色の特殊遮熱無機顔料」を採用することで、遮熱塗料でありながらも紫外線による影響を受けにくく、「退色しにくい」という特長を持っています。

遮熱効果の比較検証試験

塗料を塗った窯業系サイディングに約2時間照明を当て続け、表面・裏面の温度を放射温度計で測定します。その結果、シリコンREVO1000-IRは一般シリコン塗料に比べて、表面・裏面ともに8℃以上の温度差があり、高い遮熱性を有していることが確認されました。

シリコンREVO1000-IRの日射反射率の試験データ

シリコンREVO1000-IRでは日射反射率試験を実施し、以下のような試験結果を得ています。日本塗料検査協会の試験結果もあるため、遮熱塗料の助成金などにご活用ください。

シリコンREVO1000-IR(色:N-60) 日射反射率:65.0%

まとめ

今回は「高耐候型ハイクラスシリコン塗料」である「シリコンREVO1000(-IR)」の耐候性と遮熱性について紹介しました。ご使用を検討されている方はぜひ参考にされてください。

▼シリコンREVO1000(₋IR)誕生に至るまでの開発ストーリーはこちら

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