【下請けから元請けへ】紹介案件が約7割！施工品質へのこだわりを徹底インタビュー

営業・販促事例塗装外壁 2022.03.11 (最終更新日：2024.01.16)

「価格競争で低単価受注をしてしまい、納得のいく塗装工事を提供できない」「競合他社より施工品質に自信を持っているが、施主様に違いを伝えきれない」、このようなお悩みを抱えた塗装会社様は多いのではないでしょうか？

今回は愛知県小牧市を拠点に活動されている、株式会社ナカヤマペイントの中山社長に「施工品質での差別化により、紹介案件を獲得している事例」について詳しくお話を伺いました。

【会社紹介】株式会社ナカヤマペイント　代表取締役　中山正幸様

愛知県小牧市を中心に、元請け住宅塗装事業を拡大されている会社様です。

中山社長：下請け事業がメインだった頃、自身の納得のいく塗装工事ができなかったからです。

工事単価や仕様などの決定権がなく、「この箇所は下地補修をした方がいい」「下塗りは2回塗りがいい」と元請け会社に提案しても、その提案が通ることはありませんでした。

そのうち、「〇〇した方がいいのに」という想いを胸に納めることが増えてストレスを感じるようになり、満足のいく塗装工事をするには元請け事業に転換するしかない！と決断しました。

中山社長：しっかりとした下地補修を行うことと下塗り2回塗りを推奨していることです。

どんなに良い塗料を使用しても、下地補修を疎かにしていると、塗膜剥離やひび割れなどの不具合を誘発してしまいます。当社では、脆弱な既存塗膜やカビや藻の除去、ひび割れの補修など徹底して行っています。

また、下塗りの塗り忘れ、吸い込み止め不足、凹凸の凸部の上塗り膜厚などの不具合を防止するために、下塗りの標準仕様を2回塗りとしております。

工事金額は競合他社に比べると高くなりますが、施主様に下地補修の重要性をご理解いただけるよう、資料や販促ツールを使用してわかりやすくご説明することで、ご成約いただけております。

中山社長：OB顧客から紹介案件をいただくことが増えました。

HPやポータルサイトをメインの集客としておりましたが、今は元請け案件の7割が紹介案件です。

■案件の内訳
・HPやポータルサイト：3割
・施主からの紹介：4割
・同業者からの紹介：3割

同業者からの紹介が多いことは、凄く誇らしいです。

普段より下地補修～上塗りまでの工程において、手を抜かず納得のいく塗装工事を継続してきたからこそ、同業者からの信頼を得られていると実感しております。

中山社長：現場の生産性向上アプリ「現場ポケット」を活用しています。

現場が複数重なると全ての現場情報を直接確認することは難しくなるため、アルバム機能や掲示板機能を活用して、リアルタイムで工事進捗を随時確認しています。導入後は写真データの紛失や情報の伝達漏れは改善できたと感じます。

■現場ポケット公式サイト：https://gempo.info/

現場ポケット活用事例について知りたい方は次の記事をご覧ください。

【協力会社との連携力UP】現場管理アプリの活用方法とその効果

中山社長：これからも変わらず品質を大事にして、施主様に満足していただける工事を徹底して参ります！

自社の仕事もそうですが、協力業者様とのお付き合いも大事にして、「安心と信頼のナカヤマペイント」と言っていただけるようにがんばります。

今回は、株式会社ナカヤマペイント様の施工品質を意識された取り組みと事例についてご紹介いたしました。施主様に満足のいく工事をご提供されたいとお考えの方は、ナカヤマペイント様の取り組みを参考にされてみてはいかがでしょうか？

また、現場の管理や職人さんとの連携の強化という観点で、「現場ポケット」もせひともご検討されてみてください！

【記事監修】株式会社アステックペイント　野口英樹

株式会社アステックペイント営業本部　本部長。アステックペイント入社後、福岡営業所、東京営業所の所長、顧客事業部部長を歴任。現在は、アステックペイント４つの営業部で構成される営業本部の統括マネジャーとして、塗装会社の抱える課題を解決するための提案・成長支援を行っている。

【運営会社】株式会社アステックペイント

AP ONLINEを運営する株式会社アステックペイントは、建築用塗料を製造・販売する塗料メーカー。遮熱性、低汚染性に優れた高付加価値塗料の研究・開発の他、システム・販促支援など、塗装業界の課題解決につながる事業を展開。2020年以降、遮熱塗料国内メーカーシェアNo.1を連続獲得中。