「劣化症状・劣化要因」に一致する用語:106件
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点食
劣化症状・劣化要因建材「孔食」と同義語。 金属材料の表面に局所的に内部に向かって孔状に深く進行する腐食のこと。鋼管などでは、金属に穴が開き、大きな問題となる場合がある。腐食しにくいステンレス鋼やアルミニウムなどの材質においても、塩分、傷、不純 […]
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ヤニツボ
劣化症状・劣化要因建材樹木が成長していく過程で、風、地震などにより、冬目と夏目の間に亀裂が生じ、木材に含まれる粘り気のある樹液であるヤニが溜まっている箇所のこと。マツ科の樹種に多く含まれている。処理方法としては、発生箇所にエタノールを塗布し、 […]
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緑青
劣化症状・劣化要因建材緑青とは、赤茶色の銅に発生する青緑色の錆のこと。 銅が酸化することで生成され、銅表面に皮膜を作って内部の腐食を防ぐ効果や抗菌効果がある。 また、銅像・城の屋根・神社仏閣などの経年変化による緑青の発生を劣化ではなく、意匠的 […]
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水蒸気
劣化症状・劣化要因水の状態の1つで、気体状態の水のこと。空気中の水蒸気量の飽和水蒸気量に対する割合が湿度となる。 雨水・高圧洗浄水・結露などが既存塗膜に残った状態で塗り替えを行うと、残った水分が温められ発生した水蒸気の圧力により塗膜の膨れ […]
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雨染み
不具合劣化症状・劣化要因「雨筋汚染」と同義語。 雨に含まれる汚染物質が、雨水が乾燥した際に塗膜や建材に残り、汚染される現象。 外壁塗装では外壁や手摺壁の塗膜の「雨筋汚染」を指す場合が多い。 防止策として、水切り部材(ツタワンDなど)を取り付ける […]
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可塑剤移行によるブリード現象
シーリング材不具合劣化症状・劣化要因可塑剤移行によるブリード現象とは、シーリング材などの可塑剤が入っている材料で、経年によって可塑剤が表面に染み上がって、べたつきが発生することで、埃などが付着して汚れる現象のこと。 シーリング材の上に塗料を塗装していたとし […]
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シーリング材の打設直後の硬化による肉やせ
シーリング材不具合劣化症状・劣化要因シーリング材の打設直後の硬化過程で体積が減りながら、表面が落ち込んで(凹んで)硬化して仕上がること。 シーリング材打設後、硬化中に含有する揮発性有機化合物や反応生成物が揮発することで体積変化(体積損失)が発生し、施工直後 […]
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カビ
不具合劣化症状・劣化要因真菌の一種で、糸状の構造を有する微生物のこと。 植物などと違い、日当たりのよい箇所では光合成ができないため繁殖せず、湿気が多い場所での水分と住宅では壁紙の裏、シーリング目地などの糊や可塑剤などの有機分を養分として繁殖する […]