可塑剤移行によるブリード現象

不具合シーリング材劣化症状・劣化要因 製品紹介 2022.12.15 (最終更新日:2026.04.24)

可塑剤移行によるブリード現象とは、シーリング材などに含まれる可塑剤が経年によって表面に染み上がり、べたつきが発生することで埃などが付着して汚れる現象のこと。

なぜ発生するのか

シーリング材の上に塗料を塗装していても、塗料が樹脂である以上、可塑剤塗膜まで染み上がってくるため、ブリード汚染は塗装後にも発生する。シーリング材を使用している建物では経年によって現れることが多い不具合のひとつ。

防止策と発生後の対処法

【事前対策】

  • ノンブリードタイプのシーリング材を使用する(ただし少量の可塑剤を含むため、経年でわずかに汚れが発生することもある)

【発生後の対処】

  1. 塗膜表面の汚れと染み上がった可塑剤シンナーで拭き取る
  2. バリアプライマーを汚染部より幅広めに塗布し乾燥させる
  3. 下塗り・上塗りでタッチアップ補修または見切りの良い箇所まで再塗装する

よくある質問(FAQ)

Q. ブリード現象はなぜ塗装後にも起きるの? A. 塗料は樹脂でできているため、シーリング材の可塑剤塗膜を通り抜けて表面まで染み上がってしまうから。塗装で完全に防ぐことはできない。

Q. ブリード現象の事前対策は? A. ノンブリードタイプのシーリング材を使用することが有効。ただし、完全にゼロにはならず経年でわずかに汚れが発生する場合もある。

Q. ブリード汚染が発生した場合の補修手順は? A. シンナー可塑剤を拭き取り、バリアプライマーを幅広に塗布後、乾燥させてからタッチアップ補修または再塗装を行う。

関連記事
プロが教える!窯業系サイディングに必須のシーリングの種類と施
プロが教える!窯業系サイディングに必須のシーリングの種類と施
外壁の塗装工事において、シーリング材は重要な役割を果たします。しかし「どんな種類のシーリングを選んで施工すれば良いかわからない」「
続きを読む

Facebookコメント

記事カテゴリ

  • 塗装業界チャンネル
  • 営業活動レポート
  • 経営サポート
  • 塗装の現場から
  • 代表コラム
  • 製品紹介