緑青

劣化症状・劣化要因建材 2023.03.13 (最終更新日:2024.10.02)

緑青とは、赤茶色の銅に発生する青緑色ののこと。
銅が酸化することで生成され、銅表面に皮膜を作って内部の腐食を防ぐ効果や抗菌効果がある。
また、銅像・城の屋根・神社仏閣などの経年変化による緑青の発生を劣化ではなく、意匠的な特徴として活用することがある。
緑青は銅製品の腐食を示すものでもあるため、建築や工業製品では適切な防錆処理が必要となる場合もある。ただし、緑青自体が保護膜となり、それ以上の腐食の進行を抑制する効果もあるため、完全に除去する必要はない場合も多い。

上記の理由よりアステックペイントでは、銅の本来の価値を損ねるため塗替え不要としている。

Facebookコメント

記事カテゴリ

  • 塗装業界チャンネル
  • 営業活動レポート
  • 経営サポート
  • 塗装の現場から
  • 代表コラム
  • 製品紹介