モルタルとコンクリートの違いとは
塗料・塗装のQ&A
2026.03.17
モルタルとコンクリートの最大の違いは「砂利(粗骨材)を含むかどうか」の一点。モルタルはセメント+砂+水、コンクリートはセメント+砂+砂利+水で構成される。この違いが強度・用途・施工方法の差を生み出す。
【成分と強度の比較】
モルタル:セメント+砂(細骨材)+水。圧縮強度は設計基準強度で約10〜20N/mm²
コンクリート:セメント+砂+砂利(粗骨材)+水。圧縮強度は設計基準強度で約18〜36N/mm²(一般構造物)
砂利の有無が剛性・強度に大きく影響し、構造体にはコンクリートが使われる。
【用途の使い分け】
コンクリート:基礎・柱・梁・スラブ・橋桁など構造体全般
モルタル:外壁仕上げ・タイル接着・目地・補修・床の下地均し
【塗装との関係】
どちらもアルカリ性(pH10〜12以上)のためアルカリ対応プライマーが必要。モルタル外壁は吸水性が高く下塗りのシーラー処理が特に重要。コンクリート打放し面は撥水含浸剤・打放し用クリア・微弾性フィラーで仕上げる。
【よくある質問】
Q. モルタルで基礎を作れる?
A. 強度・耐久性が不十分なため構造体にはコンクリートを使う。モルタルは薄塗り仕上げ・補修に限定する。
Q. モルタルとセメントは同じ?
A. セメントは結合材の粉体(原料)。モルタルはセメント+砂+水を混ぜた建設材料。原料と製品の違い。
Q. DIYで使うならモルタルとコンクリートどちら?
A. 補修・目地・タイル接着など少量作業にはインスタントモルタル(既調合品)が便利。基礎・土間打ちにはコンクリートを使う。






Facebookコメント