コンクリートのかぶり厚さ

規格・法律外壁工事・工法 2022.06.22 (最終更新日:2024.01.05)

コンクリートのかぶり厚さとは「鉄筋を覆っているコンクリートの表面からの厚さ」のこと。 コンクリートのかぶり厚さを確保する目的として 「構造耐力:鉄筋とコンクリートの付着に関して必要なかぶり厚さ」 「耐熱性能:熱に非常に弱い鉄筋を火災の熱から守るためのかぶり厚さ」 「耐久性:コンクリートの中性化に対するかぶり厚さ」の3つが挙げられる。 建築基準法では、土に接する柱・梁・床スラブは「40mm以上」、土に接さない柱・梁・床スラブは「20mm以上」、マンションなど上下階への「遮音性が必要な場合は200mm以上」が標準のかぶり厚さと決められている。

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