かぶり(コンクリートかぶり)

性質 2026.03.17

かぶり(コンクリートかぶり)とは、コンクリート中の鉄筋とコンクリートの表面(外面)との間の最小距離のこと。「かぶり厚さ」とも呼ばれ、鉄筋をコンクリートで覆う厚みを指す建築・土木の重要な品質指標。

【かぶりの役割】

  • 鉄筋を中性化・塩分・水分から守り腐食()を防ぐ
  • 火災時の高温から鉄筋を保護する(耐火性)
  • 付着強度の確保(コンクリートと鉄筋が一体化する)

【かぶり厚さの基準(建築基準法・JIS規格より)】

  • 屋内柱・梁:30mm以上
  • 屋外柱・梁:40mm以上
  • 基礎・スラブ(土に接する部分):60〜75mm以上

【かぶり不足が引き起こす問題】

かぶりが不足すると中性化・塩害が鉄筋に到達しやすくなり、鉄筋腐食→膨張→コンクリートの爆裂(剥落)という劣化連鎖が起きる。外壁塗装で「コンクリートが剥がれてきた」ケースの多くはかぶり不足が一因。

【よくある質問】

Q. かぶりはどうやって確認する?

A. 電磁誘導式鉄筋探査機(非破壊検査)で表面から鉄筋位置を計測してかぶり厚さを確認できる。

Q. かぶり不足のコンクリートを補修するには?

A. 腐食鉄筋を露出・清掃→防錆処理→断面修復材(ポリマーセメントモルタル)で修復→塗装の手順が一般的。

Q. 塗装はかぶり不足の防止になる?

A. 中性化の進行を遅らせる効果は期待できる。防水性・通気性のある外壁塗装はコンクリートの耐久性維持に有効。

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