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黒錆

劣化症状・劣化要因建材 2022.05.20 (最終更新日:2026.07.31)

とは、鉄の表面に生成される酸化鉄の被膜(四酸化三鉄)のうち、緻密で安定した黒色ののこと。一般的に劣化症状として知られる赤錆(酸化第二鉄)とは異なり、内部への腐食の進行を抑制する保護膜として機能する性質を持つ。

鉄瓶や鉄製フライパンの表面に見られる黒い皮膜も黒の一種で、意図的に生成させることで赤錆の発生を防ぐ効果がある。ただし建築物の鉄部においては、黒赤錆が混在している場合も多く、赤錆が進行した箇所はケレンによる除去と防錆塗装が必要になる。

Q. 黒赤錆はどう違う? A. 黒は緻密で保護性のある被膜、赤錆は腐食を進行させる多孔質なという違いがある。

Q. 黒があれば塗装は不要? A. 黒自体は保護膜として機能するが、周囲に赤錆が進行している場合は塗装によるケレン防錆処理が必要である。

Q. 黒はどこで見られる? A. 鉄瓶やフライパンの被膜のほか、建築物の鉄部にも部分的に見られることがある。

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