溶融亜鉛メッキ

付帯部建材 2022.05.23 (最終更新日:2023.11.09)

鉄などの表面に亜鉛の被膜を施すメッキの方法の一種。
槽の中に高温で液状にした亜鉛を入れ、そこに鋼材を浸すことで、鋼材の表面に亜鉛の被膜を施すメッキ方法。
溶融亜鉛メッキの特徴は、
①亜鉛と鋼材が強く結合することで合成層を形成させ、メッキが剥がれることが少ない。
②高温の溶融亜鉛に浸すため、その熱によって変形しにくい鋼材(H鋼・C型鋼・パイプなど)で使用され、鋼材の入隅やパイプ内部まで均一にメッキできる。
③亜鉛メッキ表面にキラキラとした光沢と特有の迷彩模様が特徴である。

溶融亜鉛メッキ表面の亜鉛層が脆く、事前に工場で化成処理をしなければ、塗料付着性が著しく悪い傾向がある。 そのため、アステックペイントでは塗装できない下地の一つである。

ただし、溶融亜鉛メッキの劣化が進み光沢がなくなった場合には、塗装可能となる。

アステックペイント製品では、下記の製品が使用できる。
が発生していない場合、点さび程度の場合:一液エクセルエポプライマーJY、サーモテックメタルプライマーシャネツトップワンSi-JY
の発生が激しい場合、塩害地域などの場合:ラス・トレイント+エポパワーメタルJY

Facebookコメント

記事カテゴリ

  • 塗装業界チャンネル
  • 営業活動レポート
  • 経営サポート
  • 塗装の現場から
  • 代表コラム
  • 製品紹介