コールテン鋼
建材
2024.08.02
(最終更新日:2026.04.24)
コールテン鋼とは、鋼にリン・銅・クロム・ニッケルなどを添加した低合金鋼で、表面に「保護性錆(安定錆)」を形成するよう設計された耐候性鋼材のこと。「コルテン鋼」「耐候性鋼」とも呼ばれる同義語。
なぜ錆を”活用”するのか
通常の鋼材は錆びると腐食が内部まで進行するため、塗装やメッキで錆を防ぐ必要がある。一方、コールテン鋼は表面に形成された緻密な保護性錆がバリア層となり、内部への錆の進行を抑制する仕組みになっている。
コールテン鋼のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 塗装・メッキなしで長期使用可能 | 一般鋼材より製造コストが高い |
| メンテナンス負担が小さく経済的 | 使用形状に制約がある |
| 屋外構造物に高い耐久性を発揮 | 色が茶〜こげ茶の色ムラになる |
主な用途
屋外で使用される建築物・橋梁・モニュメントなどの構造物に採用されることが多い。塗装が不要なため、長期的なランニングコストの削減に貢献する。
よくある質問(FAQ)
Q. コールテン鋼は錆びても大丈夫? A. 表面の錆は「保護性錆(安定錆)」と呼ばれ、内部への腐食進行を防ぐバリアとして機能するため問題ない。むしろこの錆を活用した素材のこと。
Q. コールテン鋼に塗装は必要? A. 原則不要。保護性錆がそのまま保護膜となるため、塗装やメッキなしで長期使用が可能。メンテナンスコストの削減につながる。
Q. コールテン鋼のデメリットは? A. 製造コストが高く初期投資がかかること、使用形状に制約があること、色が茶〜こげ茶の色ムラになることが挙げられる。






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