クロスカット法
クロスカット法とは、塗膜の付着性を評価する試験方法のこと。塗膜表面にカッターナイフで下地に達するまでクロス(☓)状に切り込みを入れ、粘着テープを貼付後、剥がした際の塗膜の剥離状況を見て付着性を評価する。
JIS K5600に規定された試験方法で、以前使われていた100マスの「碁盤目試験」に代わり、6本の格子状の切り込みで作る25マスの評価が現在の標準となっている。この方法は現場などで塗膜表面が平滑でない場合にも用いられ、密着性の良否を判定する定性的な試験として広く採用されているが、JIS自体は「付着性の測定手段とみなしてはならない」と明記しており、厳密な数値評価にはプルオフ法が推奨される。
Q. クロスカット法と碁盤目試験は同じもの? A. 現在のJIS規格ではクロスカット法(25マス)に統一されており、旧来の100マスの碁盤目試験とは区別される。
Q. 評価結果はどう見る? A. 0〜5の6段階で評価し、数字が小さいほど密着性が高いとされる。
Q. より正確な付着性の測定方法は? A. クロスカット法は定性的な判定にとどまるため、数値での評価にはプルオフ法が推奨される。






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