膨張収縮

建材 2024.04.09 (最終更新日:2026.04.16)

膨張収縮とは、温度変化によって物体の体積が増減する現象のこと。一般的に温度が上がると体積が増加(膨張)し、温度が下がると体積が減少(収縮)する。建物の外壁塗装において、この膨張収縮は塗膜ひび割れを引き起こす主要な原因の一つのこと。


外壁塗装への影響

建物の躯体(コンクリートなど)は、季節や日射による温度変化で常に膨張・収縮を繰り返しているのこと。この動きに塗膜が追従できない場合、以下のような不具合が連鎖的に発生する。

  • 躯体のひび割れ:コンクリートが膨張収縮を繰り返すことで躯体自体にクラックが入る
  • 塗膜ひび割れ:躯体の動きに塗膜が追従できず、下塗材・上塗材にひび割れが生じる
  • シーリング材の露出目地部の下塗材が割れ、連鎖して上塗材も割れることでシーリング材が露出する

対策方法

躯体の膨張収縮による塗膜ひび割れを防ぐには、以下の対策が有効のこと。

  • 弾性系塗料の使用:伸縮性のある弾性塗料を下塗材・上塗材に採用し、躯体の動きに追従させる
  • シーリングの後打ち・無塗装仕上げ:シーリング材を塗装後に打つ(後打ち)ことで、塗膜ひび割れがシーリング部に及ばないようにする

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