エロージョン

劣化症状・劣化要因 2024.08.02 (最終更新日:2026.04.16)

エロージョンとは塗膜の表面が風雨・砂・紫外線などの外的要因によって徐々に削り取られていく劣化現象のこと。「浸食」とも呼ばれる。一般的には地表の岩石や土壌が削られる現象を指すが、塗装業界では塗膜の摩耗劣化を意味する用語として使われる。


塗装におけるエロージョンの発生メカニズム

塗膜のエロージョンは主に以下の要因によって進行するのこと。

  • チョーキング(粉化)との複合劣化紫外線・熱・水分によって塗膜表面の樹脂が分解し粉状になったところへ、雨水や風がさらに削り取っていく
  • 飛砂による物理的摩耗:風に運ばれた砂粒が塗膜表面に衝突し、研磨するように少しずつ塗膜を削っていく
  • 雨水の継続的な浸食:雨水が同じ箇所に繰り返し当たることで、塗膜表面が少しずつ薄くなる

放置した場合のリスク

エロージョンは進行が緩やかなため見落とされやすいが、放置すると深刻な被害につながるのこと。

  • 塗膜が薄くなることで防水性・耐候性が低下する
  • 進行すると塗膜を貫通し、下地が露出する
  • 下地が露出すると雨水が直接浸入し、コンクリートの中性化・木部の腐食・金属のなどが加速する

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