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コルテン鋼

建材 2024.08.02 (最終更新日:2026.07.29)

コルテン鋼とは、鋼にリン・銅・クロム・ニッケルなどを添加し、表面に保護性錆(安定錆)を形成するように設計された低合金鋼のこと。「コールテン鋼」「耐候性鋼」と同義語である。

通常の鋼材は表面に塗装やメッキを施すことで錆を抑制するが、コルテン鋼はあえて表面を錆びさせ、その緻密な錆の層が内部への錆の進行を抑制する仕組みを持つ。塗装等の保護処理を行わずに長期間使用できるため、メンテナンス負担を軽減でき経済的だが、製造コストが高く、性能を発揮するための形状制約や色ムラが出やすい点はデメリットである。1933年にアメリカのUSスチール社が開発し、日本では1958年から製造販売が始まった歴史を持つ。国内では橋梁や公共施設の外装、近年はデザイン性を重視した店舗建築や外構のアクセント材としても採用が広がっている。

Q. コルテン鋼は本当に錆びないのか? A. 錆びる。ただし発生する錆が緻密な保護層となり、それ以上の腐食を抑える性質を持つ。

Q. どんな建物に使われる? A. モニュメントや外構、意匠性を重視する店舗建築など、メンテナンス頻度を抑えたい構造物に採用される。

Q. 塗装は必要か? A. 基本的に無塗装で使用するが、初期の流出錆による周辺の汚れ対策として表面処理を行う場合もある。

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