モルタルとセメントの違いとは
塗料・塗装のQ&A
2026.03.17
モルタルとセメントの違いは、セメントが「結合材の粉体(原材料)」であり、モルタルが「セメント+砂+水を混ぜた建設材料(製品)」であること。セメントはモルタル・コンクリートの原料成分の一つ。
【セメントとは】
石灰石・粘土などを高温で焼成して粉砕したカルシウム系の水硬性結合材。水と反応(水和反応)することで硬化する特性を持つ。代表的なセメントはポルトランドセメント。
【モルタルとは】
セメント(結合材)+砂(細骨材)+水を規定比率で混合した建設材料。薄塗り仕上げ・接着・補修に使われる。
【コンクリートとの関係】
コンクリート=セメント+砂+砂利+水。砂利が加わることで強度・剛性が上がり構造体に使える材料になる。
【塗装との関係】
セメント系素地(モルタル・コンクリート)はアルカリ成分が強く、一般塗料の密着を妨げる。アルカリ対応のシーラー・プライマーによる下地処理が塗装工事では必須。
【よくある質問】
Q. 「セメント塗り」と「モルタル仕上げ」は同じ意味?
A. 現場では同義で使われることが多いが、厳密にはモルタル(セメント+砂)を使った仕上げを「モルタル塗り」という。
Q. セメントだけで外壁を作れる?
A. セメント単体は塗りにくく収縮クラックが入りやすい。砂を混ぜたモルタルにすることで施工性と強度が向上する。
Q. セメントの種類は?
A. 普通ポルトランドセメント・白色セメント・高炉セメント・アルミナセメントなど用途に応じた種類がある。






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