シート防水
塩化ビニルやゴム製のシートを専用の接着剤などで屋上(陸屋根)などに固定し水の浸入を防ぐ工事のことで「密着工法」と「機械式固定工法」の2種類がある。
「密着工法」は下地に防水シートを直接張り付ける工法であり、改修工事の場合、下地の劣化が激しい、あるいは湿気や水分が入り込んでいる状態では、シート防水の膨れの発生や劣化が早まる。その場合、最初に絶縁干渉シートを貼り、等間隔で塩ビシート固定用のディスクを取り付けた上に塩ビシートを熱融着固定します。後に脱気筒を設置し、下地の影響を受けにくくする「機械固定工法(絶縁工法)」が完成する。
なお、台風が多い沖縄などでは、シートが飛ばされる危険性が大きいため、シート防水は採用されない。
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