X-1工法

工事・工法防水材 2022.08.09 (最終更新日:2024.06.10)

X-1工法とは、公共建築改修工事標準仕様書のウレタン塗膜防水工事の工法の一つで、屋上防水の改修工法のこと。 アスファルト防水層押さえコンクリート(シンダーコンクリート)下地の場合、目地部分などから押さえコンクリート内に含水している水分による新規ウレタン塗膜防水層の膨れや建物の動きによる新規ウレタン塗膜防水層の破断に対応する性能が求められる。

そこで、下層にブチルゴム製などの裏面に溝を設けた通気緩衝シートを貼りつけたのちに、脱気筒、改修用ドレンを設置後にウレタン塗膜防水層を施す。 X-1工法は、屋上やルーフバルコニーなど、雨水を多く含む建物や面積の広い箇所で使用される。また、集合住宅などの屋上ウレタン防水改修工法では、平場はX-1工法、側溝はX-2工法(ウレタン防水の間にクロスをサンドイッチする工法)が用いられる。 「通気緩衝工法」、「絶縁工法」と同義語。

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