紺青
色・顔料
2024.03.05
(最終更新日:2026.04.16)
紺青(こんじょう)とは、紫みを帯びた鮮やかな濃い青色の顔料のこと。18世紀初頭にドイツで誕生した、世界初の合成顔料として知られる。
紺青の成分と製造
化学的には**プルシアンブルー(Berlin Blue)**とも呼ばれ、鉄イオンとシアン化物イオン(CN⁻)が結合したシアノ錯体に、過剰量の鉄イオンを加えることで得られる青色の沈殿物のこと。天然素材に頼らず化学反応によって生成できる点が、当時の顔料産業に革新をもたらした。
顔料としての特徴
- 鮮やかで深みのある青紫系の発色が特徴
- 合成顔料のため品質が安定しており、大量生産が可能
- 塗料・印刷インク・絵の具など幅広い用途で使用されてきた歴史を持つ
- 日本の浮世絵(葛飾北斎の「富嶽三十六景」など)にも使用された顔料として有名
塗料・外壁との関係
紺青は塗料の着色顔料として使われてきた歴史がある。現代の外壁塗装では紺青そのものが使われることは少ないが、青系・紺系の外壁色・屋根色を調色する際の顔料成分として、その系統の化合物が活用されているのこと。






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