B測定
工事・工法
2024.10.01
B測定とは、作業環境中の有機溶剤や粉じんなど有害因子の状態を把握し、できる限り良好な状態で管理を行う作業環境管理の一種の測定方法のこと。
B測定は、A測定で評価しきれない移動作業・間欠作業・近接作業等による高濃度暴露の可能性を評価するために行っており、単位作業場所の中で作業者の暴露が最も高くなると考えられる場所と時間帯において、10分間の平均濃度を測定することで評価を行っている。測定結果によって第一管理区分・第二管理区分・第三管理区分といったように区分して評価され、第二管理区分に指定された場合は局所排気設備などの導入といった対策、第三管理区分に指定された場合は労働者に呼吸用保護具の着用など健康保持に必要な措置を講じるほか、直ちに現場の対策を講じる必要がある。
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