刷毛引き
工事・工法
2024.08.02
刷毛引きとは、建築工法の一つで左官仕上げのこと。
刷毛引きでは、仕上塗材やモルタルを平滑に塗り広げた後、硬化する前に刷毛で一定の方向に引くことで、表面に粗い凹凸を作り出す仕上げのこと。この方法で仕上げると、ざらついた質感が生まれ、壁では落ち着いた仕上がり、床では滑りにくい表面が形成される。ただし、ざらついた表面はゴミやほこりが溜まりやすく、掃除がしにくいというデメリットがある。
この技法には、コンクリート打設時に刷毛を使用する「コンクリート刷毛引き仕上げ」と、後からモルタルを使って仕上げを行う「モルタル刷毛引き仕上げ」という2種類がある。
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